結婚式があったのはカトリックの行事の聖週間の金曜日、その翌日は娘が住むクリチーバに飛んだ。クリチーバはサンパウロ市から一番近い州都で338キロ、次はリオで357キロとなっている。私たちが住むヴィトリアまでは約900キロある。
クリチーバ空港の写真を取るのを忘れたがここは2014年のワールドカップの開催地の一つとなっていたので空港の拡張・近代化の恩恵を受けたところで開催までには間に合わなくなんでも私たちが着いた日に大統領が来て落成式があるようになっていたが何しろ大統領罷免運動の真っ最中で式は取りやめになったそうだ。この空港、最近の人気投票でブラジル一位に輝いたそうだ。
それに比べてかわいそうなのは我がエスピリトサント州ヴィトリア空港。工事はもう10年以上忘れられたままになっていたが飛行機から見るとまたかすかに工事が再開されたようだ。しかしまたいつ止まるかわからない。知り合いが来て飛行場に出迎えに行くのが恥ずかしい。いつも言い訳をしなければならない。ブラジルの州都巡りプロジェクトで回っているがここが最低に近い。政界に顔が利く政治家がいないのが原因か?
空港には娘夫婦が出迎えに来てくれていた。家に着くと電話がかかってきてエスピリトサント州に住む友達の家族が今Curitibaに着いたので娘に会いたいという。ここで会えるなんて偶然にしてもできすぎだ。早速夜の食事を一緒に取ることにした。Curitibaにはヨーロッパ移民がかなりすんでいる。イタリア料理のパスタがおいしいレストランに皆で出かけた。
クリチーバの一番のシンボルは植物園。よく手入れされていて市民の憩いの場となっている。
パラナ州にはウクライナ移民の9割が住んでいると教会内のパネルに説明があった。
イースターは卵で祝う。卵の殻に細かい模様が描かれている。
ポーランド出身のヨハネスポール法王が訪れたポーランド公園
オスカール ニーマイヤーが設計した美術館、目の形をしているので「目」の愛称で呼ばれている
夜は娘理奈の旦那の親の家に行きイースター最後の時間を楽しく
過ごす。家の中にはイースター人形と卵の殻の絵模様が飾ってあった。