上の写真はJaboticaba の木で黒紫色の実が幹や枝の周りに付く。これは去年の12月近所に車の修理に出した時その隣の苗木を売っている所から買ってきて植えたものである。もうすでに小さい実がなっていたので、後二十日程したら食べれますよということで私もこの辺で手を打とうと決心した。実はJabuticabaの木はこの土地を1985年に買って以来何回か植えてきたがどれも何年経っても実がならず最初の何本かはあきらめて引き抜いて他の木に植え替えた。このJabuticabaという木どうやらブラジル原産で、この名前、ブラジルの原住民ツピー族の言葉から由来するものでJabutiとは陸亀でJabuticabaとは陸亀の食べ物ということらしい。落ちた実を亀が食べていたのか。
あとで分かったことだがこの木は種から育てると実がなるまで何年もかかるという。最初の木を植えた頃近所の人達は慰め顔に7,8年はかかるからと言っていた。それがだんだん長くなって10年になり12年になり、最近は15年目に実をつけたのがあるという話をもってきた。18年かかるというのが今までの記録。いま家に植わっているのは2本。サンパウロの弟のところで大きな実をつけていた木の苗、それも土をつけたままの5年目の苗木だった。それがもう10年前の話。木は大きく育っているが肝心の実がならない。どうしても家で植えたJabuticaba
を食べたいという長年の望みをかなえるべく今回の接木ですでに実のなっている苗を購入するといういきさつとなった。苗木屋の話だと大きな実が付くということだが初めての収穫(?)では普通の大きさだった。まあ木が大きくなるにつれ少しは実も大きくなるのではと思っている。それでもいままで朝市で買っていたのよりは甘い。手前味噌?。この木が隣で大きくなっている2本の木の誘い水、いや誘い実となってくれるといいが。下の写真は左がJabuticabaの実で右がAraçauna(アラサウナ)の実、よく似ている。
今は夏、庭をひと回りするとあちらこちらに果物がなっている。写真は
www.saheki.com に載せてある。
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