2014年10月4日土曜日

特大イチゴ

マッチ箱とイチゴ

毎週火曜日午後の有機栽培野菜の露天市に行くと野菜のほかに必ずイチゴを4パック買う。一つ3レアイス(一ドル約2.4レアイス)だが4つ買うと10レアイスにしてくれる。今週は用事で遅くなり市に着いた時は日が暮れてしまった。並べてあるイチゴのパックの数がいつもより少ない。妻の顔を見るなりドイツ系の娘さん「あなたをお待ちしているものがありますよ」と言って台の下からイチゴが4パック入ったレジ袋をとりだして妻に手渡した。何回か前にやはり彼女がそっと渡してくれた時に話してくれた「このイチゴの苗高かったのそしてあまり採れなかったの。初めから並べておくとこれだけが売れて他のが売れなくなるからいつも買ってくれるお客さんだけに渡しているの」とのことだった。それで私たちが遅くなっても取っておいてくれたというわけだ。ありがたい。

このイチゴ大きいけど柔らかくて果汁がある。「けど」というのは最近はイチゴが大きくなってきているなーと思っていたがかたくて(?)汁がない。輸送に適してはいるが美味しくなくては買う気がしなかった。そこでここの有機栽培のイチゴを買っていた。粒はちいさいが柔らかく美味しい。無農薬なので買ったらすぐにパックのカバーを外してその場で数個食べていた。最近は妻が「家で洗ってから食べて」という忠告で家に帰って妻が水を通したものを食べている。しかし時々うっかりして家まで持って帰ってカバーを取って口に入れたりする。この写真のイチゴもそうしてしまった。

熱処理や(皮をむくとか)他の処理が出来ずに必ず生でそのまま食べる野菜はここの有機栽培市で買うことにしている。朝のコーヒーの時間(朝食)に私が作るサエキサンドに必ず使うレタス。ここのは美味しくて安心して使える。他の料理に使うブロッコリー、チンゲン菜、ダイコン、ビート(葉っぱ付き、ほうれん草みたいに使える)などなどは妻が吟味して買っている。たまには本当に生でかじって確かめている。

ミニトマトはあるがサエキサンドに使う大きなトマトはない。トマトはやはり消毒なしでは引き合わないということか。

新薬の開発や医療(器具や治療法)の発達で寿命が延びてきているが私は最近の有機栽培野菜・果物の流通の貢献も見逃せないと思う。そういう認識が高まってきているのに希望が持てる。

この歳になったら健康第一。周りの者の幸せを望むならまず自分が健康であることが第一。健康であればおまけに少し人に役立つことも出来る。そんなことを考えている毎日である。

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