今午前11時45分、夏時間で1時間進ませてあるので10時45分
ブラジル南東部というともう一つ私たちが住むエスピリトサント州がある。昨日の全国版のニュースでエスピリトサント州も45日雨が降らず州都ヴィトリアに飲料水を供給するサンタマリア川の水位は橋のずっと下になっている様子を見せていた。これで4州ようやく足並みが揃ったということか。あまりうれしいことではないが。
エスピリトサント州にはレジャー地として有名な海辺の町 Guarapari がある。州都ヴィトリアから約55キロで人口約12万人。しかし夏になるとここは他州、特に隣接した海のないミナス州からの観光客などで膨れ上がる。夏の学校が休みの期間中は約百万人の観光客が押し寄せる。先週のニュースで見せていたが浜も海も人で一杯。そして水不足の深刻さを伝えていた。歩道に水を撒いたり車を洗ったりすると630レアイス(約240ドル)の罰金だと言っていた。
昨日のニュースで面白い(?)映像を通していた。サンパウロは百年ぶりの日照りでサンパウロ市に飲料水を供給する湖が枯渇状態になっており水の引いた所に誰かが板で家を建てているようだとヘリコプターからの映像で見せていた。雨季に(いや今が雨季なんだが)になって満水になったらどうするつもりなんだろう? その時は取り払えばいいと高をくくっているのだろうか。
さて我が家のことなのだが家の中は朝から晩まで28-29度で温度差はない。しかし温度計を外の陽の当たるところに持っていくと午後3時頃でも40度以上になる。日差しは強いので昼間は家の中にいることにしている。空気を廻す扇風機だけでも涼しい。しかし夜、寝るときはエアコンの世話になる。だから夏になると電気代が倍以上になる。この歳になると少なくとも快適な睡眠をとってストレスなしで起きたい。
この良すぎる天気いつまで続くのだろうか。サンパウロに居て野菜・果樹栽培をしていた頃はブラジル南東部の本格的な雨季は11月2日のお盆(日系コロニアはキリスト教の墓参りの日をこう呼んでいた)からカーニバル(2,3月)までと覚えていていつもそれを目安に植え付けをし外れたことはなかったような気がする。
しかし去年の末から今年の初めにかけて雨は降っていない。あとは神頼りしかない。