「えっ、それ日本語だよ」と向かいのレジの娘さんに言うと苦笑いしていた。
私は九州福岡で育ったので熊本県の民謡「おてもやん」もよく聞いていて、「春日ぼーぶらどんたちゃ・・・」のボーブラはかぼちゃであることを知っていた。夏の夕涼みに使っていた長い腰かけ台は「ばんこ」と言っていたが後でこれもポルトガル語だと知った。
調べてみるとブラジルでは色々な種類のかぼちゃがありどうやら「日本かぼちゃ」だけが「かぼちゃ(Cabotiá)」と呼ばれているようだ。
トモベという言葉はブラジル日系コロニアが作り出した傑作ではないかと思います。ブラジルの生活に慣れてきた頃日本語の会話のなかにブラジル語を混ぜたほうがお互い通じやすいと感じだしそのブラジル語も日本式に変換(発音や部分省略など)されたようです。その代表的なのが自動車-automóvel-を表す tomobe という言葉でしょう。街に住んでいるせいか、それとももうあまり使われなくなったのかこの言葉も聞かれなくなりました。それでもこのことばの響きは昔の苦しかった頃を思い出させます。皆さんにはどんな思い出の言葉があるのでしょうか。お聞かせいただければ幸いです。それから、日本語とブラジル語が織り成す音の類似性や習慣の違いがひきおこすユーモアに満ちた話等も集めていきたいと思います。 かんじがとくいでないかたは かんじにふりがながつくプログラムがあります。http://www.hiragana.jp にはいりwww.tomobe.blogspot.com とかきいれgo をクリックします。ふりがなは100%OKではありませんがいみはじゅうぶんつかめれるとおもいます。
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