2016年5月5日木曜日

ついうっかり、 ブラジルビザの免除

昨日娘から電話があった。「パパイ、詳しくは知らないけどオリンピックの期間中は日本人、アメリカ人、カナダ人はブラジル入国ビザがいらないそうよ、日本の親戚に知らせたら」
早速インターネットで調べてみるとすぐ下の記事が出てきた。
 2015年10月にブラジルの連邦下院議会を通過し、11月にはブラジル大統領が法案を承認しておりました、2016年リオデジャネイロ オリンピック/パラリンピック期間中の「ブラジル査証(ビザ)免除」について、今週、ブラジル総領事館より正式に発表されました。
 ブラジルビザ免除の対象国は、日本、オーストラリア、カナダ、アメリカ合衆国国籍の4ヵ国。
 これらの国籍の方が、2016年6月01日~9月18日の期間に観光を目的としてブラジルへ渡航される場合、観光査証が免除されます。
 また、リオ五輪入場券の購入を証明する必要はありませんので、チケットを持っていない人でもブラジルビザ免除の対象となります。
■ 概要 
〔滞在可能期間〕
 ブラジル入国日より90日間 (延長不可)
〔入国期限〕
 2016年6月01日~9月18日までに入国する旅行者が対象
(リオ五輪は、2016年8月05日開幕)
〔その他〕
 査証免除は、観光目的のみ
なお、2016年9月19日以降の入国には、従来通りビザが必要となります。
 この機会に是非、ブラジルにお越しください。
実を言うと恥ずかしながらまったく知らなかった、そしてこれが2015年の10月に下院を通っていたなんて。そういうわけでブラジルに興味を持っている人たちにはまたとないチャンスではないかと思います。
今は騒々しくてオリンピックの開会宣言を誰がするのかもわかっていません。なにしろ大統領弾劾案が最近下院で可決されたばかりですから。それでも私たちは何十年と変わらぬ生活をしています。




2016年4月17日日曜日

大統領弾劾プロセスの継続が下院で承認される

今日はブラジルの歴史に残る日となった。現政府の汚職が暴露され、さらに経済の失速、失業者の増加、物価の値上がりなどに国民の不満が爆発、各地で大規模なデモが起こりそれを背景に大統領弾劾が叫ばれた。今日下院での決議で三分の二以上の賛成で弾劾プロセスの継続が可決され今後は上院の決議に回されることとなった。

下院で可決するには513人の下院議員の三分の二以上の賛成がいる。野党連合がその数342票に達すると各地でデモに繰り出していた人の間で歓声が沸いた。結果は賛成367票、反対137票、棄権7票、欠席2人。

投票というのかどうかわからないが2人の欠席者を除く511人の議員が全員議長の前で自分の選択を高らかに告げる。小演説をやるのだが選挙区や州名のほかに自分の家族の名前を読み上げる議員が多く孫の名前まで入り彼らのために自分はこういう選択をしたと言う。日本では絶対に考えられない光景ではないか。

5時間以上はかかったと思うがブラジル全土の視聴率は高かったと思う。私もテレビの前にくぎ付けになり成り行きを見守った。大統領制のブラジルで4年毎の直接選挙以外でクーデターでもなく大統領を変えようとするのだから民主主義国家とはいえるか。今ブラジルで必要なのは政治改革より政治家改革だ。

上院では最長180日の期限で賛否が決定されるのでまだ与党連合と野党連合とのやり取りで結果がどうなるのかまったく予断を許さない。


2016年4月12日火曜日

いまだ夏


朝、目を覚ますとカーテンの隙間から青空がのぞく。「あーあ、また天気か」とぼやく。
窓を開けると煙臭い。近所で何か焼いているのだろうか。ちょっと、もやがかかっている。あとから来た妻「昨日のニュースでまた今年もあの山のふもとで泥炭が燃えてるそうよ。」 それでか!昨日車でビル群の横を通っていたらなんだか上の方がかすんで見えた。
冗談じゃないもう4月も半ばというのに家の中でも温度計はまだ30度近くを指していて今日のこの辺の最高気温は33度とスマートフォンに出ている。

エスピリトサント州去年は少しおかしかったが今年は大分おかしい。去年はブラジル全土で干ばつ、ダムの水は干上がり飲料水も断水の所がかなりあった。電気代は火力発電所をかなり稼働させたのでその経費を上乗せされ電気代がかなり上がった。今年は他州は降っているのでダムの水位も上がり水力発電でまかなえるので電気料金が赤料金から黄料金そして今月からは緑料金に戻るという。ここエスピリトサント州でも適用されるのだろうか。ここは南東部に属するのでサンパウロ州やミナス州では十分に降ったようなので同じ緑料金が適用されればありがたい。いまだに夜はエアコンをつけて寝ている。

この前、弟の三男の結婚式に行ったときそのことを話したら彼が住むサンパウロ市の近郊のVargem Grande Paulista では夜、扇風機もいらなかったとか。私たちももっと涼しい南の方に(南半球ですから)移動しようかなと真剣に考えている今日この頃である。

写真は我が家の庭の今年2度目のブドウ。天候異変のせいか房の数も少なく実も小さい。はたして三度目は来るのだろうか?

2016年3月31日木曜日

サンパウロ東洋街の歩行者信号

サンパウロの昔日本人街、今東洋街のLiberdade地区、シンボルの鳥居のほかに今日は面白いものを見つけた。私が道を渡って後を振り返ると妻はまだ向こう側。その時歩行者用のシグナルがちょっとおかしいのに気が付いた。あっ!鳥居の形をしているのか、さすが東洋街だな、市役所のしゃれたアイデアに感心した。


東洋街に行くと日本食品を買い込むので大きなビニール袋を買った。


龍眼なる果物を売っていたので買い求めた。ちょっと甘くて思っていたよりおいしかった。内の
の黒い種が龍の眼に例えられての命名らしい


ちょうちん街灯

イースターとクリチーバ

結婚式があったのはカトリックの行事の聖週間の金曜日、その翌日は娘が住むクリチーバに飛んだ。クリチーバはサンパウロ市から一番近い州都で338キロ、次はリオで357キロとなっている。私たちが住むヴィトリアまでは約900キロある。

クリチーバ空港の写真を取るのを忘れたがここは2014年のワールドカップの開催地の一つとなっていたので空港の拡張・近代化の恩恵を受けたところで開催までには間に合わなくなんでも私たちが着いた日に大統領が来て落成式があるようになっていたが何しろ大統領罷免運動の真っ最中で式は取りやめになったそうだ。この空港、最近の人気投票でブラジル一位に輝いたそうだ。

それに比べてかわいそうなのは我がエスピリトサント州ヴィトリア空港。工事はもう10年以上忘れられたままになっていたが飛行機から見るとまたかすかに工事が再開されたようだ。しかしまたいつ止まるかわからない。知り合いが来て飛行場に出迎えに行くのが恥ずかしい。いつも言い訳をしなければならない。ブラジルの州都巡りプロジェクトで回っているがここが最低に近い。政界に顔が利く政治家がいないのが原因か?

空港には娘夫婦が出迎えに来てくれていた。家に着くと電話がかかってきてエスピリトサント州に住む友達の家族が今Curitibaに着いたので娘に会いたいという。ここで会えるなんて偶然にしてもできすぎだ。早速夜の食事を一緒に取ることにした。Curitibaにはヨーロッパ移民がかなりすんでいる。イタリア料理のパスタがおいしいレストランに皆で出かけた。


クリチーバの一番のシンボルは植物園。よく手入れされていて市民の憩いの場となっている。




 パラナ州にはウクライナ移民の9割が住んでいると教会内のパネルに説明があった。

イースターは卵で祝う。卵の殻に細かい模様が描かれている。



ポーランド出身のヨハネスポール法王が訪れたポーランド公園

オスカール ニーマイヤーが設計した美術館、目の形をしているので「目」の愛称で呼ばれている

夜は娘理奈の旦那の親の家に行きイースター最後の時間を楽しく
過ごす。家の中にはイースター人形と卵の殻の絵模様が飾ってあった。




甥 Ricardo の結婚式

 3月25日は弟の3男Ricardo 正行の結婚式がサンパウロ市内の式場であったので私達も出席、甥の新しい人生の門出を祝った。花嫁は日系の高校時代からの恋人でいつも近くにいたのにお互いすれ違いが生じ今回晴れの結婚氏となったようだ。2013年サンパウロに行った時に一度会ったことがある。優しくてしかも活発な人だなーという印象をうけた。
こんな時には親戚一同と出会えるのでそれも楽しみだった。みんな大きくなって紹介してもらわないとわからない人もいる。司会は新郎のやはり高校時代の友達、延々と昔のエピソードが披露された。




弟行雄の一家、左から長男の子Artur, 次男のAndre英明、春代さん・行雄夫妻、長男Flavio誠・Elaine夫妻 二人とも再婚で、もうすぐ2歳になる女の子Saraがいる


医者だった弟道夫の奥さん真由美さん、長女エリカとEric
(エリッキ)夫妻、(ブラジルでは母音がない子音は u ではなく i を付けた短音で発音される)。
次女ユカは生後10か月の赤ちゃんが調子が悪いとのこと。三女アスカは仕事で都合がつかないので来れなかったとのこと。

我が家も私と妻だけでCuritibaに住む娘もリオに住む長男もヴィトリアに住む次男も都合がつかなくて来れなかった。

2016年3月28日月曜日

ブラジルの秋

3月になって何も書いてないが何も起こらなかったわけではない。それどころか80年代の民主主義復活以来の大騒動が今ブラジルで起こっている。一段落ついたら書こうと思っていたが待っていても毎日新しい展開があり益々事態は大きくなっていく。

政府はブラジル国民をバカにしているとしか思えない言動をとっている。現大統領は同党の前大統領を汚職取り調べから救うために大臣に任命したり、今、ブラジル国内で盛り上がってきている憲法に元ずく大統領罷免運動を暴動と言ったりしていつまでも政権にしがみつこうとしている。政府反対のデモが国中に起こり何百万という人が街路を埋め尽くす。

政府は自分の身を守るのに必死で本来の任務を果たしていない。その結果経済指数はますます悪化して町には活気がない。国民の不満が何百万というデモにまで発展している。政府は「民主主義の表れで喜ばしいことだ」とか言ってたかをくくっている。政府は国を私物化してなんでも自分の思うようになると思っているらしい。

連立与党が崩れそうな今ますます大統領罷免が現実味をおびてくる今日この頃である。