今年はブラジルへの日本移民が始まって百年目、各地で記念式典や色々な催し物が予定されており百周年を祝う行事が今年は話題になりそうです。日本からも皇太子が来られるようになっています。その他政財界からも多数来伯が予定されています。
1908年6月18日に第一回移民165家族781人が笠戸丸でサントス港に到着、4月28日に神戸港を出航して52日の航海でした。それ以来24万人以上(戦前約19万人、戦後5万人以上)の日本移民がブラジルの地を踏みました。いまやブラジル日系人の人口は約150万人と言われています。そして20年ほど前までは考えられなかったような現象「デカセギ」と言われるブラジルから日本へ職を求めて働きに行っている日系人が約30万人います。21世紀どういう展開が待っているのでしょうか。
ブラジル全人口の1%弱の日系人ですが一応中流生活者と位置づけされておりそれも教育と勤勉のたまものとブラジル人たちも認めています。昨年の5月20日のブログの同窓会名簿をめくってみました。225人のうち日系人は23人、なんと10%。驚きました。当時は大学に入りたければ日系人を殺せなどと危なげな冗談が聞かれていたのももっともです。これだけの高い教育レベルを持っている日系人、まだブラジル社会への参加、進出にものたりなさを感じます。このへんがこれからの日系社会の課題でしょうか。
日本移民百周年万歳!
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