2010年8月9日月曜日

チンゲン菜


最近たまに土曜の朝市でチンゲン菜を見かける。有機栽培の農家があけているボックスでワラビやニラそれに日本ほうれんそうも出ている時がある。チンゲン菜もいつもあるわけではないので聞いてみると「いつも持ってきているけど朝早く売り切れてしまうよ」「それじゃこんどから朝8時にこよう」「いや、それでも遅い、彼らは朝7時に私達がここを開けるときにはもう横で待っていて箱ごと買っていくよ、たしかあんたと同じ国の人だよ」それを横で聞いていた年老いた彼の父親「いや、同国人じゃない。連れと話している時には何やらわからない言葉で話していたがあんたよりもっと鋭くてエネルギッシュだよ」 私達の横にいたいつもここに野菜を買いに来るおばあちゃん「なにいってんのさ、わからない言葉はあんたたちも同じだろ、二人でよくなにかわからない言葉でやりあっているじゃないか」ここではドイツ系の農家も多い。妻は話が変な方向に行きそうなのであわてて「なに、それじゃ私はどう見えるの」「まあ怒らない怒らない、本当のことを言ったまでさ」それを聞いていたおばあさん横で「なお悪い」。妻もあきらめてひとりごと「鶏屋との11時の約束のほうが大事でそれで10時過ぎにこちらに来ているのでチンゲン菜のほうは残り物であきらめるか」

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