インターネットで日本のニュースを見るのが日課となっている。テレビもNHKの衛星放送(放映)とこちらのブラジルのテレビ番組を半々の割合で観ている。便利な時代になったものだ。
日本の連日の猛暑、熱帯夜ともに記録を更新している様子で、もうすぐ来るブラジルの夏どうなるのだろうと今から心配だ。もっともこちらは夜は少しは温度が下がるので熱帯夜がそんなに長く続くことはないと思うが。1981年から約二年間私たち家族が日本に住んでいた時、日本の夏には閉口した。当時幼かった子供たち三人とも熱中症にかかり夜は扇風機をかけても熱い風がまうばかりリモコン付のエアコンをすぐさま買いに行くはめとなった。ブラジルでは扇風機だけでエアコンなしで過ごしていた。
昨日下記のニュースを読んだ時ちょっと意外な気がした。天下の大新聞がこんなことを書いていいものだろうか。これだとまるでエアコンがなかったから亡くなったみたいではないか。それでハッと思い出した。これは私の2009年2月12日のブログ「リオの猛暑」の朝市で聞いた会話と同じだ。私は面白半分で書いたものだがこれが真面目に書かれるとは。現実化しているということなのだろう。
今度の夏に備えての生き残り作戦として早速エアコンを設置しよう。
エアコン設置せず…自宅で熱中症、男性2人死亡
埼玉県桶川市とさいたま市で3日、男性2人が自宅で熱中症で死亡した いずれもエアコンは設置していなかったという。 県警の発表などによると、同日午後6時25分頃、桶川市川田谷、清掃作業員須田享文さん(63)が6畳間でぐったりしているのを、兄(67)が発見。須田さんは約1時間後に死亡した。須田さんはこの日、昼頃に仕事から帰っていたという。 さいたま市では午後6時半頃、同市北区盆栽町、無職剣持菊男さん(78)が寝室で死亡しているのが見つかった。熊谷地方気象台によると、3日のさいたま市の最高気温は37・2度だった。
(2010年9月4日10時16分 読売新聞)
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