2011年4月22日金曜日
Torta Capixaba トルタ カピシャーバ
今日はキリストが十字架にかかった受難の金曜日。世界最多のカトリック信者を有するブラジルは各地で色々な宗教的な伝統行事が催されている。
肉を食べない今日、妻は家の庭にあるパーム・ツリーを切って中の柔らかい芯を使ってのここエスピリト・サント州の名物料理「Torta Capixaba」を作るべく準備している。この料理、パーム・ツリーの芯のほかたまご、かに、えび、貝、塩抜きのたら、たまねぎ、オリーブ、オリーブ油、レモン、コリアンダー、等がはいる。各家庭で材料の違いや味の違いがありそれぞれの家庭の好みで作られる。
料理の主役ともいえるパーム・ツリーの芯(Palmito)は2、3年前までは近所の広場で山から切り出した天然のパーム・ツリーの芯が売られていたが乱伐され絶滅の危機にあうので禁止となり最近では環境局の取り締まりも厳しく今年はその代用として栽培されている椰子の木の芽が青空市の横の広場で売られていた。幸い家はパーム・ツリーを自家用に植えているので伝統の味は守られていると自負している。
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