毎週火曜日の有機野菜の夕市に時々日本の野菜の水菜が顔を見せる。聞いてみると日本人が植えてくれと種を持ってきて出来たものは買い取るという約束だそうだ。それでも良くできた時は全部引き取らないので台の上に並んでいる。見かけない野菜なのでブラジル人の主婦たちも珍しがって名前を聞くと「日本の野菜でMizunaといいます」と真面目に答えている。私たちも見たことがないので買ってきてトマトなどと一緒に野菜サラダにしている。そのことを隣で見ていたブラジル人の主婦の人に言うと「私も持っていこう」と二束とって買い物袋に入れていた。帰りに寄ってみると結構売れて少ししか残っていなかった。ネットで調べると日本中に広まったのは比較的最近のようだ。
チンゲン菜とにらはいくつかの屋台でいつも売っている。白菜や大根などは今では珍しくなく普通の野菜の仲間入りをしている。日本食が食事の半分以上の割合を占める我が家としては日本の野菜が容易に手に入るのはありがたい。しかしこれらの野菜日系人が作っているわけではない。ここエスピリトサント州では野菜や花はドイツ系の農家が栽培している。
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