2013年9月6日金曜日

パパイ、だめじゃない!


今日Walmartで買い物をしていて面白い女の子に出会った。
私が魚のコーナーで冷凍サケを見ていたら横から4,5歳の女の子が私の横に寄ってきて、いきなり「おじさん、私のパパイとママイはどこにいるの?」。「えっ!」と良く顔を見る。知っている女の子ではない。「知らないけどどうしたの?」と聞くと「いなくなったの」という返事。どうやら迷子になったらしい、手には学用品のノートを持っている。どうやら文房具コーナーにいたのだなと推測。「それを買った所にいるんじゃないのかな」と店を突き抜ける中央通路にでて「ここをまっすぐいって右の4番目の通路をみてごらん、そこにいると思うよと」と言って私はまた魚のコーナーにもどろうと歩き出した。何か後ろで音がする。なんとまだ私についてきているではないか。私を見上げている、名前を聞いてアナウンスしてもらおうかと考えていると子供用品の所にいた妻がカートを押してきた。事情を話す。妻が周りを見渡して中央通路でこちらを見ている背の高い若い男の人と目が合った。そして女の子を指さすと彼はうなずいた。「あの人パパイじゃない?」彼女振り向くや否や走って向かっていった。そしてこちらまで聞こえるように「パパイ、だめじゃない、私を見失うなんて!」それからいっとき彼女の父親を叱る声が聞こえてきた。彼はうなだれて頭をかいている。やがて父親は彼女の手を取ってちょっとこちらを見て手を振り頭をかきかき向こうへ行った。「うちの孫娘の恵美も気が強いからこういうシーンがあるかもね」と妻。

昔の親は権威があったものだが今は親がしかられるのか。時代も変わったものだ。

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