2017年9月23日土曜日

インスタントラーメンはミョージョー 




昨日近くの知り合いのブラジル人の家に行ってブラジルの政治汚職の話などで盛り上がっていた時そこの次男が帰ってきた。母親がさっと立ち上がって聞いた。「何か食べるかい、ご飯とフェイジョンとサラダがあるけどちょっと温めてやるよ」「友達の家で少しつまんできたよ」「よかったらミョージョーがあるけど」そこで妻、横から「それミョージョーじゃなくてマージ_(Maggi)だよ」「何言ってるの、私達にはインスタントラーメンはミョージョーに決まっているの、そんなことを言っても誰もわからないよ」。そして次男「ミョージョーなら食べるよ」

ブラジルではインスタントラーメンはすべてミョージョーであり誰もメーカー名では呼ばない。これにはブラジルで最初のインスタントラーメンがMiojoの名で売り出されたといういきさつがあるが実はその時は日本の明星食品のではなかったそうだ。

なぜそうなったかは私も良く知らなかったがネットで調べているうちにそのいきさつが分かった。麻生雅人氏のブログ  megabrasil.jp/20130815_1072/4/     で見つけた。
ブラジルのことが日本語でよく説明してある。

1970年代前半サンパウロ市の東洋街Liberdade で大学に通うべき弟道夫と一緒に下宿していた。下宿は日本人経営で台所が解放されていたので料理好きの弟はラーメンでいろんな味を試していた。彼の得意なカレーラーメンなどよく食べた(or 食べさせられた)思い出が残っている。

15年前位だったか近くの小さいスーパーでミョージョーを買うと抽選券がもらえますと大きく出ていて賞品は18段変速ギア切り替えの自転車だった。これはその店だけの抽選だし積んである箱も大したことはない。3箱買えば当たる確率20%になるぞ!
妻と相談してどうせ食べるものだし頑張って買おうということになった。
抽選があった翌日スーパーに行ったとき店員に聞いてみた。「昨日のミョージョーの抽選、誰が当たった?」「この通りの初めの角に住んでいるマリアさんですよ。しかもたった一枚の券だったそうですよ」

上の写真のインスタントラーメン、そういうことで全部ミョージョーです。



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