2017年12月27日水曜日

不死鳥シャペコエンセ(Chapecoense)

昨年の11月29日の飛行機墜落事故で19人の選手と25人のコーチやチーム運営陣などを失ったシャペコエンセ、立ち上がるのがむつかしのではないかと懸念されたが不死鳥のごとく空高く舞い上がった。

もちろんブラジル中からの援助があった。セリエAのチームからも選手補充の申し入れがあり17人があつめられた。登録サポーターの人数もそれまで8千人だったのが3万2千人に増えた。セリエAのチームからは金銭的な援助の申し入れもあったらしい。

かくして寄せ集めではあるが新しいシャペコエンセチームが形成された。
サンタカタリナ州選手権では6回目の優勝で昨年に続きの2連覇となった。今まで6回の優勝だが連覇はこれが初めて。

ブラジル選手権セリエAではここ4年間で最高の8位となり来年の南米選手権(Libertadores杯)参加の可能性も出てきた。南米選手権にはブラジル選手権6位までは直接参加だが7位と8位は他国の14チームとの16チームでのトーナメント方式となり勝ち残った4チームが直接参加の28チームと合流し総勢32チームを構成する。あとはワールドカップ方式と同じ。

これを書いていて情けなくなるのがここエスピリトサント州のサッカー、セリエA、セリエBに参加するチームがいないとは情けない。

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