今年は妻の院内感染のバクテリアとの戦いの年であった。そして今日が最後の抗生剤を飲む日だ。「おい、今日最後の薬を飲んでいるところを写真に撮るよ」と言ってスマートフォンを構えたが「惜しかったね今飲んだばかりで、もうないよ」との返事で撮りそこなった。嬉しい残念なのでまあいいか。
2017はこのブログでは一番ポスト数が少ない年となった。このブログは私の日記帳になってしまい気の向いたときにかってなことを書いている。思い出話も加え自分が生きた人生を自分で振り返ったり子供たちが見てくれたり親戚、友達や知人が私の消息を知ってくれればと思って書いている。私の日本語は私がブラジルに移住してきた1960年の11月、当時高校2年生の時のレベル。書くのが好きな私は自分のために勝手に書いている。しかしこのことが私の永遠のなやみでもある「自分は日本を出てから成長していないのではないか」という悩みに長い間とりつかれた。いまはそれも気にしていないし、かえって私の精神年齢の若さが身体的年齢に少しは影響が出てくれれば儲けものだと思っている。バカの考えることかな??
2017年の次に少ないのが2009年。この年は椎間板ヘルニアに悩まされブログを書くどころではなかった。それからポストが多い年は旅行したかワールドカップがあった年だ。その年のポスト数を見れば大体その年に何があったか見当がつく。
明けましておめでとうございます。いまテレビで新年のカウントダウンがありブラジル最大のリオの花火ショーが始まった。何年か前一度見に行ったのだがカメラを持って行かなかったので記録は残っていない。その時は小雨という天気予報のせいか例年より人が少なくてコパカバーナの砂浜の少し斜めになっている所に寝転んで見ることができた。花火が自分の頭の上に落ちてくるような錯覚を覚えて迫力があった。今はあまり観客が増え過ぎておまけに私も歳をとったので毎年テレビの花火ショーを見ることになったが生はやっぱり迫力が違う。
「あっ、これを録画してブログに載せよう」と思ったがレコーダーは壊れたまま、それではスマホで撮るか、と三脚で試してみたが小さくしか映らない、カウントダウンがすでに始まっている「エーイ、それでは、手に持って15分くらい我慢しよう」と画面に近づいて撮り始めた。
この花火ショーが終わると観客は近くに設けられた夜明けまで続く歌手たちのショーに向かう。
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