2017年12月24日日曜日

久し振りのクリチーバ


リナの旦那の両親の家にて、


クリスマス飾り、Brigitte ville
リナが日本語を教えている大学の庭にて


リナの知り合いの家族の息子さんの初誕生日祝いにて

クリチーバを訪れるのは久し振りで親戚の絆を確かめる。リナの旦那の両親の家は昨年泥棒に入られそれ以来気がめいって急に食欲もなくなり痩せてきたとリナが言っていたので何とか励ましたいという気持ちがあった。歓談の後、少しは元気になられたような気がしたのはうぬぼれか。
リナが日本語を教えている大学はPUC(Pontifícia Universidade Catórica)といってブラジルの私立大学でもトップクラスで大都市には必ずある。案内してくれたが静かで大きな大学だ。
ドーム型の建物があったがプラネタリウムのようになっていて一般を対象とした授業もあり「パパイもこちらに引っ越して来たら一緒にいこう」なんて誘っていた。





















クリチーバのクリスマス



(インターネットから)


クリスマスが近づくとテレビでよくクリチーバの名物ショーである少女たちのコーラスと窓からの踊りが映し出される。12月1日から夜の8時15分から9時まで週の金曜、土曜、日曜日の3日間それが3週間繰り返される。今回は初めて出くわしたので見に行った。場所をとるとそこから身動きできないのでショーの全容は取れなかった。

ショーの終わりは花火。華やかな気分になって帰路につく。



以前はこの通りの数軒がクリスマス飾りを道行く人に公開していたが今はこの一軒だけになったそうだ。

聖しこの夜

今日はクリスマスイブ、朝早くからまぶしい日差しがさしこむ。
今年もあと一週間。思えば妻の膝の手術後の院内感染との戦いとの一年だった。一昨日医者から血液検査の結果がここ2か月安定しているので抗生剤の服用をやめようということになった。診察は3月、それまでに何か変わったことがあったらすぐ来るようにとのことで一応休止符(?)を打った。

これがきっかけで今までボヤーとしていたこれからの人生というものに真剣に向き合わないとという気持ちになった。体力・脳力の衰え、子供たちにも世話をかけるようになる、サラリーマンではなく時間に少し融通が利く娘が早くから自分の所に来るようにと言っていたが今は2018年12月31日と期限を切ってしまった。そうなるとこちらもスケジュールを練らないといけない。こちらからの蘭の花などを全部持って行けるように土地も用意したとか言って勝手に進めている。ちょっとこの頃焦ってきた。


この写真はバードウオッチングに使われる鳥笛でこの地方の伝統工芸品で木を彫りこんで作ってあるのだが一つだけ金属で作ってありこれだけがいろいろな鳥の鳴き声が出来るようになっている。するとこれ楽器として使えないのかなと思ってちょっと慣れてきたら簡単な歌をこれで吹いてみた。1年に数回、思いついた時にしか吹かないので上達しない。
いつだったか州の展示会にここの工房の作品が出ていたのでそこの若い主人と簡単な歌を吹きあったこともあった。
今日は『聖しこの夜」を吹いてみた。
これは鼻笛なので息は鼻から、そして口でおとの調節をする。



https://youtu.be/2Z0GVo1nO98

2017年9月30日土曜日

エスピリトサント州に40年


私達がエスピリトサント州に来て今日9月の末で早40年。過ぎた年月はアッというまだ。今日は二人で思い出話にふけることにした。

約17年間住んだ日本、ブラジルに来て日系人の多いサンパウロ州に約17年、そこを出て生後10か月の娘理奈をつれてここに移ってきた。同じブラジルの中、何も心配することはなかった。

ここエスピリトサント州は日本人が少ない。今でも日本人を初めて見たという人によく出あう。40年前理奈を抱いてヴィトリア(州都)を歩いていると「この赤ちゃん瀬戸物のように肌がすべすべだね。ちょっとさわってみてもいい?」などと立ち止まる人がいた。年に一度はサンパウロに帰っていたが誰も振り向いてくれる人はいなかった。

40年前ここに来た時、家族は三人。そして二人の男の子(カピシャーバと呼ばれる)がここで生まれ家族は五人となった。

今、三人の子供たちはそれぞれ家族を持ち他州に住んでいる。ということで今日は私と妻、二人での40年記念日を祝う。

2017年9月26日火曜日

固有名詞から普通名詞に変わったのはミョージョーだけではない


前ポストでミョージョーという固有名詞がインスタントラーメンを表す普通名詞になったと書いたがさらにあと3っつ気が付いたが他にあるかもしれない。

上の写真はブラジル発行のミニ・ポルトガル語辞書からとったものだが xerox または xeróx という項目がある。そして marca registrada (Xerox) {登録商標(ゼロックス)}と3行目に記してあるし cópia (コピー)も出ている。ポルトガル語で語頭の x はシャ、シェ、シ、ショ、シュ と発音され語尾の x はクスと発音されるので xerox は シェックス、そして  xérox  シェロックス、発音は前者がアクセントが後母音、後者は前母音になる。ということで二通りの読み方ができる。

はポルトガル語のアルファベットの中でも発音が一番多様な文字である。exemplo (エゼンプロ=例)では xe は ゼ とザ行の発音。ゼロックス と呼べそうだが語頭ではシェになるので残念。Excelente (エスセレンテ)では x は ス。ex-presidente  は元大統領で ex- はエイスと発音。Fixo (fix 英)の発音はfikso. とにかく X は読みがややこしい。
そして単独の時の読み方はシースとなる。レントゲン検査の時のX線 はポルトガル語では
raio X でこの時の X はシースと読まれる。

Xerox社がコピー機を売り出しそれが全世界に広まりブラジルではコピーは xerox またはxérox と呼ばれる普通名詞となった。さらに xerocar (コピーする)という動詞まで作られ 辞書に載っている。

時々(年に1度か2度)長男が我が家を訪れる。彼はひげが濃い。彼のために髭剃り(安全カミソリ)の新しいのを用意しておく。家に来た翌日彼が私に効く「パパイ、gillete (ジレッチどこにある」「上の風呂の戸棚に置いてあるよ」
Gilleteはアメリカの安全カミソリのメーカー。これが普及して簡単な1語でお互いに通じるので家でも使っている。ほかのメーカーのを買ってもこれで済ます。ひげそり器を文字通りにいうと aparelho de barbear だが長すぎて響きが悪い。やはり Gillete の固有名詞を使った方が歯切れが良い、いやひげ切れが良い。

3っつ目は4輪駆動のoff-road の車の総称になっている Jeep.





2017年9月23日土曜日

インスタントラーメンはミョージョー 




昨日近くの知り合いのブラジル人の家に行ってブラジルの政治汚職の話などで盛り上がっていた時そこの次男が帰ってきた。母親がさっと立ち上がって聞いた。「何か食べるかい、ご飯とフェイジョンとサラダがあるけどちょっと温めてやるよ」「友達の家で少しつまんできたよ」「よかったらミョージョーがあるけど」そこで妻、横から「それミョージョーじゃなくてマージ_(Maggi)だよ」「何言ってるの、私達にはインスタントラーメンはミョージョーに決まっているの、そんなことを言っても誰もわからないよ」。そして次男「ミョージョーなら食べるよ」

ブラジルではインスタントラーメンはすべてミョージョーであり誰もメーカー名では呼ばない。これにはブラジルで最初のインスタントラーメンがMiojoの名で売り出されたといういきさつがあるが実はその時は日本の明星食品のではなかったそうだ。

なぜそうなったかは私も良く知らなかったがネットで調べているうちにそのいきさつが分かった。麻生雅人氏のブログ  megabrasil.jp/20130815_1072/4/     で見つけた。
ブラジルのことが日本語でよく説明してある。

1970年代前半サンパウロ市の東洋街Liberdade で大学に通うべき弟道夫と一緒に下宿していた。下宿は日本人経営で台所が解放されていたので料理好きの弟はラーメンでいろんな味を試していた。彼の得意なカレーラーメンなどよく食べた(or 食べさせられた)思い出が残っている。

15年前位だったか近くの小さいスーパーでミョージョーを買うと抽選券がもらえますと大きく出ていて賞品は18段変速ギア切り替えの自転車だった。これはその店だけの抽選だし積んである箱も大したことはない。3箱買えば当たる確率20%になるぞ!
妻と相談してどうせ食べるものだし頑張って買おうということになった。
抽選があった翌日スーパーに行ったとき店員に聞いてみた。「昨日のミョージョーの抽選、誰が当たった?」「この通りの初めの角に住んでいるマリアさんですよ。しかもたった一枚の券だったそうですよ」

上の写真のインスタントラーメン、そういうことで全部ミョージョーです。



2017年7月20日木曜日

南米に記録的な寒波

今年の冬は例年より寒い。家の中でも長袖シャツと長ズボンを着ている。それがここ一週間続いている。昨日南部、南東部は記録的な寒波に見舞われ山岳地帯では雪が降ったとテレビのニュースで流していた。しかし積雪まではいかなかったようだ。

冬になると雪を一目見ようとその地方は観光客が訪れる。雪が見れれば大喜びで、昨日は前日の天気予報でもかなりの可能性が予想されていたので雪の降る中を観光客たちが初体験を楽しんでいた。「今年の1月の始めニューヨークに行ったが待望の雪は見れなかった。ここブラジルで見れてうれしい。」と喜びの顔で、「皆さんもいらっしゃい」と呼んでいた。
実をいうと私はまだブラジルで雪を見たことがない。その上、寒さが苦手なのでアルゼンチン、チリの観光には暑い時期を狙って行ったのでそこでも雪には会ってない。

南極からの寒冷前線はアルゼンチン、チリへと上がってきて、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジルなどに向かってくる。今年はチリの首都サンチアゴではかなりの雪が降り電力供給にも支障をきたしたそうだ。今の時期チリ、アルゼンチンのアンデス地方はスキーのシーズンで北半球からもスキーヤーがやってくる。今年はアルゼンチンの冬の観光・スキー名所Barilocheを訪れたブラジルからの観光客達は寒さに耐えられず早めに引き上げたが飛行機は飛ばず空港で夜を過ごしたとニュースで出ていた。

今、娘が我が家に来ているが今日の夕方スマホでクリチーバに残った旦那と話していたが昨日は最低気温1度、今日は零下1.5度でスマホに映っている彼は雪山でも登るような服装をしていた。クリチーバはブラジルでは南から3番目の州都だが標高900メートルに位置するのでブラジルで1番寒い州都としても知られている。




クリチーバの観光スポットNo1の植物園も霜で覆われた。


池も凍ったクリチーバの冬。私たちは「寒い、寒い」と言いながら気温20度の居間でテレビのニュースを見ている。