2010年10月24日日曜日

夏時間

一時間時計の針を早める夏時間が始まって一週間。いつもこの期間は一時間損しているような気がするので今年はそのままで生活することにした。定年退職者で別に時間にとらわれているわけでもない。家に数個ある時計のうちひとつだけ夏時間に合わせてある。外との約束の時に見るようにしている。今までの時間で暮らしているので気持ちに余裕がある。去年までは始まる前日にすべての時計を合わせて準備万端で夏時間を迎えていた。そして時間に追われるように暮らしていた。今のところ快適である。もう少し日が長くなるとまたその時にどうするか考えよう。

2010年10月17日日曜日

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Enquanto esperava o vôo 1234 do Rio para Vitória na sala de espera, tinha uma menina de 5 a 6 anos de idade toda elétrica e curiosa correndo pelo saguão fingindo que é avião. Ela seguiu um grupo de idosos estrangeiros com guia e voltou para a mãe gritando “O que é foloume, mamãe ?” “É siga-me em inglês, filha” “E ueiteplese, mamãe” “É aguarde um momento por favor, filha” “Oba! então quando for para restaurante você fala isso no lugar de Espera filha para ninguém ficar olhando para mim, é mico, assim só eu vou entender” “Será que você vai entender mesmo ?” “Sim mamãe, vai repetindo que vou saber”

リオ発ヴィトリア行き1234便を待っていた時のことです。5,6歳の女の子がブンブンブン飛行機だと両手を広げてかけまわっていてガイドが外国人の団体をひきつれて通りかかると目を輝かせてついて行き「おかあさん、フォロウメ ってなあに」と叫びながら帰ってきた。「英語で 私について来てください ということよ」「そして ウエイテプリゼ は?」「しょうしょうお待ちください よ」「それではお母さん今度レストランで‘ちょっと待ちなさい‘ と言うかわりにその言葉を使ってちょうだい、だって私にだけしかわからないから恥ずかしい思いをしないですむもの」「本当にあなたにわかるの?」「繰り返して言ってくれれば必ずわかるから」

2010年10月13日水曜日

チリ落盤事故奇跡の救出劇

チリのアタカマ砂漠の中にある鉱山で落盤事故があり33人が地下700mの坑道に閉じ込められて70日、今日全員が無事救出された。生存が確認されたのが事故が起こってから17日目それから掘削機械を使って三箇所から穴を掘り始めて最初はクリスマスイブに救出が予定されていたのが約40日早まった。アメリカのNASAからの協力もありFENIXと命名された一人ずつ吊り上げるカプセルはNASAの設計でチリ海軍により製作された。世界中のテレビ局も救出の模様を放映、奇跡の救出劇に世界中が感動した。世界のマスコミが見守る中大統領みずから陣頭指揮に立ち国の威信をかけての救出劇だった。17日目に生存が確認されてからは食料の他にビデオカメラも10cmの管を通して下ろされ中の皆の元気な様子に家族も安堵。約2ヶ月のテント生活での救出待ちとなった。この救出劇はアメリカの支援などの最新の技術という裏方なしでは成功しなかっただろう。今この救出劇から色々な教訓を得ようとしているようだ。極限の状況に置かれた際の危機管理、そして成功に導くリーダーシップの重要さ、グループの結束、などなど.
チリは世界の銅の35%を産出する。この事故で銅の生産が落ち価格が高騰するので建築業界をはじめ色々な所に影響を及ぼすのではないかと先ほどテレビがニュースで報じていた。

2010年10月3日日曜日

ブラジルの大統領選挙

今日大統領、各州二人の上院議員、連邦議員および州議員の選挙が行われた。大統領選は選挙戦が始まった頃は民主社会党のジョゼ・セーラ氏が優勢であったがその後は現職で同党のルラ大統領の推す労働者党のジウマ・ロウセフ女史が押しあげ投票前日の予想では過半数の票を獲得し一次選挙で決着がつきそうな勢いだった。しかしふたを開けてみると彼女の得票は47.6%、ジョゼ・セーラ氏が33.1%、そして緑の党のマリーナ・シウヴァ女史が予想を大きく上回る健闘の19.6%の得票。その結果、今月31日にジョゼ・セーラ氏とジウマ・ロウセフ女史との決戦投票が行われる。それと州知事選で過半数をとれなかった州の決選投票も行われる。ここエスピリト・サント州ではカザ・グランデ氏が82.3%の得票で圧倒的な勝利を収め次期州知事となった。
州都ヴィトリアでは大統領候補の得票順位はブラジル全体の逆となってマリーナ・シウヴァ女史が1位で5市からなる大ヴィトリア圏でもマリーナ・シウヴァ女史、ジウマ・ロウセフ女史、ジョゼ・セーラ氏の順となった。これは何を意味するのだろう。ちょっと興味深い。ヴィトリアの市長は労働者党である。
ブラジルは早くから電子投票を取り入れ今回の総選挙も当日に全部の結果が出た。アメリカの選挙の模様が時々テレビで映しだされるがまだ旧式の機械型だ。時々ある地区の投票箱がなくなって計算されなかったとか言っている。技術の先端を行くアメリカがなぜ電子投票を採用しないのか不思議でならない。
ブラジルの選挙人口は現在1億3580万人、今回の投票者は1億1119万人。82%の投票率。ブラジルでは投票は権利ではなく義務となっていて投票しない場合は正当な理由を証明しないと以後官庁、公営の会社への就職、公式の書類申請などに支障をきたす。ブラジル全国には40万の投票所(教室数)があって、この辺りでは大抵学校のなかに設けれれている。当日投票所で働く人は選挙裁判所から選ばれる。私も一度手伝いをさせられたが事前に説明会があって一投票所に4人位のチームを組んで投票手帳のチェック、台帳との照らし合わせ、サイン、投票券の手渡し、投票証明書の手渡しなどを行い、その他投票所での秩序が守られるようにする。ブラジルの選挙は非常に民主的でスムースにとり行われる。これは世界に誇ってもよいのではないかと思う。