2011年1月28日金曜日

浦島太郎の謎が解けた!

ある晩私はむっくり起きあがると横の妻をゆすり起こして言った。「おい、浦島太郎の謎が解けたぞ!」「こんな夜中にあなた何言ってんのよ」「浦島太郎が乙姫様からもらった玉手箱、あの底には鏡が張ってあったんだ。浦島太郎は人間だから年が経つにつれて老けていったんだ。しかし自分の顔を見たことがなかったので気がつかなかっただけなんだよ。それで現実に戻すために底に鏡を張った箱をもたされ、それを開けたトタン老いた自分の顔を見てがっくりきたというわけさ」「あなた、それイグノーベル賞ものね」世紀の大発見と意気込んでいた私、馬鹿にされたのか褒められたのかわからず首をかしげる。

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