この写真、末の息子家族が住んでいるポルトガルの首都リスボン(ポルトガル語ではLisboa リスボア) 郊外のマンションの窓から撮っている。この辺はマンションが立ち並ぶ通勤地帯らしい。午後5時に撮ったのだが携帯には気温35度と出ている。今年ポルトガルは猛暑に襲われたらしくブラジルのテレビのニュースでもよく森林の火事の被害が報じられていた。息子の話だと去年は火事で亡くなった人がいたが今年は処置が早かったので被害者は出なかったそうだ。まだどこにも出ていないので近辺の様子はわからないが昨日スペインのマドリッド空港の周りは緑が少なくて枯れかかった草が多くちょっと物悲しい景色だった。
下側の写真はマンションの反対側から撮った写真で大きなサッカー場になっている。この地域の試合に使われているらしい。この暑さではさすがにボールをけっている人はいない。
ヨーロッパには何度か来てその度にリスボアの空港には降りるのだが街に出たことはなかった。ブラジルに来た当時は日本語そしてのちにポルトガル語でブラジルの歴史の本を読んだものだがその前半はポルトガルの歴史と重なる。ナポレオンに追われてポルトガルの王家がブラジルに移って来てリオが首都となったときは逆にポルトガルの歴史がブラジルの歴史と重なったのだろうか?
ポルトガルのポルトガル語とブラジルのポルトガル語とでは発音が異なり特に私には聞き取りにくい。書いてあるのは問題ないのだが大人になってポルトガル語を覚えたものにとっては発音がむつかしい。このことを娘リナの住むクリチーバに行ったときにポルトガル語の研修にブラジルで何年か過ごされた人と話していたら彼女は「ポルトガルのポルトガル語とブラジルのポルトガル語の発音は全く別の言語として取り扱った方がいいですね」「私も賛成です」ということになった。
明日から私の苦闘が始まる。
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