2015年11月27日金曜日

永遠の都 京都

日本へ観光に行く外国人で京都を逃す人はまずいないだろう。京都は2年連続世界で一番行きたい観光地に選ばれている。確かに外国人をよく見かける。街を着物で散策しているカップルがいる。さすが京都! 情緒豊かだなーと感心する。しかしすれ違いに聞こえてくるのは中国語。「着物レンタル着付け付き」という看板を見かけた。おまけに修学旅行シーズンでどこも人でいっぱい。こんなことを一緒に廻っている福岡のいとこに言うと「まだ紅葉の時期じゃないからこれくらいだけど本当の観光シーズンはまだこれからだよ。」 

京都へはいとこがわざわざ福岡から奥さん、長男連れで同行してくれている。私たちが大阪から京都駅に着くと待っていてくれてタクシー2台に分乗して回ることとなった。そして既にブラジルからもう一人「世界遺産ハンター」も一緒だと知らせてあったので、効率よく二日間で出来るだけ多くの世界遺産を回れるようにスケジュールが組んであった。

京都は町全体が世界遺産みたいなもので17のお寺・神社などがが世界遺産として登録されている。そのうちの半分以上の九つ回ることが出来た。その他、国宝の三十三間堂 (どうして世界遺産の中に入っていないのかわからない)、八坂神社、そして外国からの観光客に一番人気のある伏見稲荷なども周った。またあまり人に知られていない小さいお寺なども静かな趣があった。

中学の修学旅行でも34年前の子供連れの京都見物でもこんなに回ったことはない。これも皆、福岡のいとこの計らいで実現したもので有り難い。世界遺産ハンターことAenderも彼のブログ (www.aender.com.br) の京都編(PH195: PHとはポルトガル語での世界遺産Patrimônio da Humanidade の頭文字で京都は195番目となる) で感謝の言葉を述べている。

彼は日本語が少しわかるので日本での連絡はWhatsAppで日本語で交信しあった。来る前は勝手がわからないからと一緒に行動したが4,5日して慣れてくると一人であちこち回った。私たちが親戚を回っている間に広島では世界遺産の原爆ドームと厳島神社の二つの世界遺産を見てまだ時間があったからと西条の酒祭りに行ってきたと写真を送ってきた。私が全然知らないことも知っていた。一人で富士山や世界遺産候補の鎌倉などにも行ってきた。 これで自信がついたのか「2,3年の間にもう一度来ようかな」と、もらしていた。

三十三間堂
柱と柱の間が33あるのでその名で呼ばれる。約120mで世界で一番細長い木造建築



八坂神社、縁結びの神様大国主神社も境内にある

祇園





娘のリナはブラジル、外国を問わず、珍しいマンホールのデザインがあると写真をとっている。
日本でも行先々撮っているので後で整理してみよう

ガイドブック片手にAender, 錦市場、食べ物天国
狭くて広い龍安寺

下鴨神社のさざれ石


下鴨神社の太鼓橋

この道はいつか来た道、ああ、そうだよ、哲学の道だよ

静かなたたずまいの銀閣寺

清水寺、実際に飛び降りる人がいるとか

絵になる金閣寺
金閣寺の茶屋で一服

徳川の威厳を示す絢爛豪華な二条城

2015年11月23日月曜日

夢の宝塚

毎年正月、知り合いのご婦人から妻に電話が入る「NHKで宝塚が明日あるわよ。」 彼女は宝塚の大ファン。私たちも教えてもらって見ているうちに段々と好きになってきた。「ブロードウェイより洗練されていいわね」というコメントまで飛び出す。

福岡に住んでいるいとこの長男家族が宝塚市に住んでいる。到底見れないだろうを前提として何も知らせていなかったからせめてテレビに出てくる劇場の建物や周りを散歩するくらいはどうだろうと相談して見た。そして本音を吐いた「私たちテレビで見ていて一度実際に見たいと思っていたのだけれどチケットを取るのは難しいんでしょうね。」 福岡のいとこ会の時の話である。「妻に一応話しておきましょう」という答え。「やっぱり難しいだろうなあ」と独り言。

二日くらいして「宝塚、だいじょうぶみたいですよ」と聞いた時は信じられなかった。「家に寄られたときに一緒に行きましょう」。 すごいプレゼントだ!!

彼はANAのパイロット、私たちの訪日にあわせて休みを取ってくれている。ちょうど私たちが成田に着いた時彼がアメリカから帰ってくる時間でタイミング良くターミナルで会うことが出来その時から私たちの荷物を運んでもらったりで世話になりっぱなしだ。

彼がちょうど大学生の時ヴィトリアの我が家とサンパウロの弟の家族を訪れて来てくれた。思えばそこからまた親戚の絆がつながった。それからはメールで連絡をとりあったり毎年家族写真の年賀はがきをもらったりして、 いつか私たちも日本に行こうという思いがつのり今回の訪日につながった。

旅行中の打ち合わせもお互いケータイで連絡を取り合ったりで実りの多い旅行が出来た。ギッシリ詰め込んだスケジュールを予定以上にこなせたのは親戚のお蔭と科学の進歩の恩恵か。


















2015年11月22日日曜日

五城物語 その5  岡崎城

翌日は妻の弟を訪ねて名古屋から岡崎へ。
 
妻の弟と奥さん


妻の妹夫婦、弟の奥さんの娘夫婦と子供たち 

ブラジル式バーベキュー 

  岡崎城は家康が生まれた城である。



                                          娘におだてられモデルとなる


からくり時計塔の人形


https://goo.gl/photos/stxD6Hk7fqid6Bzv8

(動画は上をコピーしてサイト名の所に貼りつけて下さい)



五城物語 その4 名古屋城

名古屋には今まで行ったことがなかった。地下鉄も縦横に走り、他の地方に行くにも交通の便利が良い。妻の弟が名古屋地方に住んでいるとだけわかっていたので名古屋に宿を取った。
電話をかけて確認すると岡崎だというので次の日に行くことにして、その日は名古屋城を見に行くことにした。

地下鉄の駅を降りて堀の端から歩き始めたが正門まではかなりの距離があった。名古屋城は大きい。ここは徳川家康が建てその後徳川家代々が後を継いだ。いわゆる御三家の一つである。
名古屋城の金のしゃちほこは有名。


 








五城物語 その3 悲劇の大阪城

秀吉が栄華を誇った大阪城がなぜ私には悲劇の城としてしか残っていないのだろうか。おそらく豊臣家滅亡へとつながった冬の陣と夏の陣のインパクトがあまりにも強いからだろう。 テレビの大河ドラマでもその辺が一番視聴率が高いのではないのだろうか。

姫路城の後、大阪に戻りまだ時間があったので大阪城まで足を延ばした。Aender にも大阪城は世界遺産ではないけど日本ではおそらく姫路城より知られている城だからと説明するといつも身につけている分厚い日本観光ガイドブックを取り出し「それは知っています、行きましょう」という。姫路城を一緒に歩いていても彼の方が勉強しているのでよく知っている。 重要ポイントが見つかると彼の方から説明したりする。

私もちょっと調べてみた。日本の三名城と呼ばれているのは大阪城、名古屋城と熊本城と出ていた。熊本城は小学校6年の時の修学旅行で行ったような気がするが確信はない。大阪城は34年前にも大阪に住んでいた母方のいとこと行った。今回名古屋のホテルにも泊まるようにしているので名古屋城には行くつもりだ。








大阪城の後は大阪駅近くの夜のアドベンチャーが待っていた。娘がガイドブックで見つけたもので梅田スカイビルの173mの高さの空中庭園から大阪の夜景が360度見渡せる。しばし(強い)夜風にあたる。













2015年11月21日土曜日

五城物語 その2― 世界遺産の姫路城

 関西をあちらこちら見て回るのに新幹線に便利な新大阪駅の横のホテルをベースホテルとした。
大阪から私ら家族3人のほかに娘の大学時代の友人で当時我が家に出入りするうちに日本に興味を持ち始め今はサンパウロ市で裁判官をしているAenderが同行することとなった。

彼は今世界遺産を訪ねることをライフワークとしてこれまで193の世界遺産を訪れてそれをブログに綴っている (www.aender.com.br )。私は彼を世界遺産ハンターというニックネームを付けているが彼なかなか日本に行かない。何年か前、家に来た時にそのことを話したら私たちがいつか日本に行く時があったらその時一緒に行きたいと言った。それで声をかけると早速航空券を買い15日の休暇を取って私たちの後から日本に行って世界遺産めぐりをすることとなった。

彼はイタリア系ブラジル人でイタリアのパスポートを持っているので日本に行くにもアメリカのビザも日本のビザも要らない。イタリアは人口が減り続けているので2世代前までがイタリア人であることを証明すればイタリアのパスポートを与えている。私はといえばブラジルに帰化して日本に本籍はないので日本のビザを取らなければならない。アメリカ経由なのでアメリカのビザもいる。ビザを取るにも私たちの州は小さいのでここから約500キロ離れたリオの総領事館まで行かなければならないしそれもそれぞれ一日では取れない。

それでもアメリカのは一回とると10年間有効だが日本のは一回きり。また行こうと思っても再び取らなければならない。不便だ。
昔は旅行社が手続きをしてくれていたがアメリカの2001年の9.11事件後は本人出頭となった。ヨーロッパへはブラジルはビザが要らないのでつい足はそちらに向いてしまう。

Aender に新大阪駅のすぐ横のホテルだから飛行機で成田に着いたらそこから成田エクスプレスで東京駅まで行きそこから新幹線の「ひかり」に乗り新大阪まで来るようにメールで指示していた。彼が「ひかり」に乗った時間を連絡してきたので私たちは到着時間前に行き新大阪で出迎えた。時間が計算できる日本だからできた芸当である。

もう一つ外国人短期旅行者に便利なのは本国出発前に買える「JRパス(Japan Rail Pass)」。Aenderも彼のブログの中にこの便利良さに触れている。このJRパス」は外国でしか買えず使用開始日から7日間、14日間、21日間有効の3種類のパスがあり、新幹線の「のぞみ」「みずほ」には乗れないがそれ以外の新幹線を含めたすべてのJRの乗り物にはこのパスで乗れるのですごく便利だ。日本に外国人観光客が増えているのにはこのパスが大きな役割を果たしているのだと感じた。

何か変な方向に話が脱線してしまった。ポストのタイトルに戻ろう。


世界遺産 姫路城、その美しさは白鷺にたとえられまたの名を白鷺城と呼ばれている。
観光客が多くこの日は暑かった。




いろんな所に敵から攻められた場合の工夫がなされている


 姫路城の横の庭園 好古園







五城(+1)物語  その1 岡山城

別にチャールズ・デッケンズの「二都物語」のタイトルを真似たわけではない、いやあるか。
今回の一か月の訪日の間五つの城を見ることが出来た。そして京都の二条城をプラス1とした。
平地に建てられた城はたいてい石垣を築いてその上に建てられているので城と名前は付くが二条城は外した。そしてこのうち三つの城が徳川家康に関係があり、どこも400年と書いた旗がひるがえっていた。日光でもそうだった。今年は家康没後400年ということで色々な催し物で観光客を呼び寄せようということらしい。

岡山には亡くなった父とは一回り歳下の叔父さんが住んでいる。そして叔父さんと私の間も一回り違う。小さい頃は近くに住んでおられたので「あんちゃん」と呼んでいた。残念なことに父方の叔父、叔母ではこの叔父さんしかいない。二人の従弟とも会ってきた。

岡山城そして隣接する日本三大名園の一つ「後楽園」(あと二つは水戸の偕楽園と金沢の兼六園)を叔父さんと長男が小雨のなか案内してくれた。しかし降ったりやんだりで暑くなく、歩くのには良かった。
岡山城はなにか品がある、別名「金烏城」と呼ばれ天守閣があるのは珍しいらしい。



屋根の上には金のしゃちほこ

昔の殿様になった気分

後楽園は広い緑が広がる。

後楽園の中の高い所で




叔父さんとホテルのロビーで話していると横で妻と娘がじっと叔父さんを見ているのに気が付いた。「どうしたのだ?」と聞くと娘が「おじいちゃんだ!」と叫ぶ。私もよく見ると確かに父によく似ている。「叔父さんが親父によく似ているのでびっくりしているんですよ」というと「当たり前だろう、兄弟だから」

近くのショッピングモールで秋のキノコ天ぷらそばをいただく

翌日の昼はこの地方の名物かに料理のフルコースを「甲羅」で皆そろってごちそうになった。
叔父さんはまだ自転車を乗り回して、歩くのも私より速いくらい。いつまでも元気でいて下さい。