2015年11月21日土曜日

五城(+1)物語  その1 岡山城

別にチャールズ・デッケンズの「二都物語」のタイトルを真似たわけではない、いやあるか。
今回の一か月の訪日の間五つの城を見ることが出来た。そして京都の二条城をプラス1とした。
平地に建てられた城はたいてい石垣を築いてその上に建てられているので城と名前は付くが二条城は外した。そしてこのうち三つの城が徳川家康に関係があり、どこも400年と書いた旗がひるがえっていた。日光でもそうだった。今年は家康没後400年ということで色々な催し物で観光客を呼び寄せようということらしい。

岡山には亡くなった父とは一回り歳下の叔父さんが住んでいる。そして叔父さんと私の間も一回り違う。小さい頃は近くに住んでおられたので「あんちゃん」と呼んでいた。残念なことに父方の叔父、叔母ではこの叔父さんしかいない。二人の従弟とも会ってきた。

岡山城そして隣接する日本三大名園の一つ「後楽園」(あと二つは水戸の偕楽園と金沢の兼六園)を叔父さんと長男が小雨のなか案内してくれた。しかし降ったりやんだりで暑くなく、歩くのには良かった。
岡山城はなにか品がある、別名「金烏城」と呼ばれ天守閣があるのは珍しいらしい。



屋根の上には金のしゃちほこ

昔の殿様になった気分

後楽園は広い緑が広がる。

後楽園の中の高い所で




叔父さんとホテルのロビーで話していると横で妻と娘がじっと叔父さんを見ているのに気が付いた。「どうしたのだ?」と聞くと娘が「おじいちゃんだ!」と叫ぶ。私もよく見ると確かに父によく似ている。「叔父さんが親父によく似ているのでびっくりしているんですよ」というと「当たり前だろう、兄弟だから」

近くのショッピングモールで秋のキノコ天ぷらそばをいただく

翌日の昼はこの地方の名物かに料理のフルコースを「甲羅」で皆そろってごちそうになった。
叔父さんはまだ自転車を乗り回して、歩くのも私より速いくらい。いつまでも元気でいて下さい。

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