2011年6月14日火曜日

ロンドン、四日目 6月13日, 世界遺産



ロンドンには四つの世界遺産がある。先に訪ねたウエストミンスター寺院、今日いく予定のグリニッジ天文台周辺およびロンドン・タワーそして王立植物園キュー・ガーデン。
幸い地下鉄の駅がすぐなので全て地下鉄の乗り継ぎで目的地に着く。ロンドンに着いてすぐ飛行場の地下鉄の駅で Oyster Cardを買い求めた。改札でカードを置くと自動的に読み取り降りるときにそこまでの料金を差し引くようになっている。リオの地下鉄も同じようにカードで乗っているが料金はどこまで乗っても一律なので,ある金額を入れると何回乗れると計算できる。リオのはカードはただだがここのはカード代5ポンドそして30ポンドを入れたので合計35ポンドとなった。この5ポンドはカードを返す時に受け取れるそうだ。
朝食を済ますといつものように地図を片手に出かける。今回は初めて磁気コンパスを持ってきた。道に迷った時はこれが意外と役に立ちあまり人に道を聞かずにすんだ。
グリニッジに着くと小高い丘の上に建つ旧天文台を目指す。ヘルニアが気になるがなんとか登れた。丘の上に東と西を分ける子午線ゼロがある。皆列に入り自分の番がくるとそれぞれのポーズで写真を撮る。上の写真は子午線をはさんで東に私そして西に妻、「東に生まれる男、西に生まれる女と結ばれる」とした。
グリニッジからロンドンタワーまではクリッパー船に乗ってテームズ川を伝う。これは日本語のサイトに紹介されてあったので使わせてもらった。確かにロンドンタワーの入り口に着いた。ここは入場料を払ってオーディオ・ガイドを借りた。ポルトガル語はなかなか無いのでいつも日本語となる。これがあるのとないのでは知識の吸収に大きな差ができるのでいつも使うようにしている。イギリス王朝の愛と憎しみの歴史が詰まっているところだ。エリザベス二世女王の戴冠式に使われた王冠もあった。
ここからタワー・ブリッジはすぐそこ。ブリッジを上方でつないでいる歩道橋は橋の建設に関わる歴史とエピソードや世界の有名な橋などが展示してあり見晴らしもいい。さいごに機関室の見学を終え橋を渡っていたら。サイレンが鳴り響き橋の両側で係員が早く渡れとせかしている。これは橋が上がるのだなと急いで橋を渡る。やがてゆっくりと橋が上りはじめた。その下をマストだけは高いスクナー船が通って今度は橋がゆっくりと閉まっていく。それをビデオに収めたのでブログに載せようとしたがあまりにも容量が大きくてだめだった。
まだ明るかったので川べりを散歩していたらさきほどの船がまた通り、橋がまた跳ねた。機関室の見学の時の説明では一日三回開くということだが今日は三回見た。
私達が運が良いのか、それとも先ほどの説明は間違っていたのか分からなくなってきた。

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