2011年6月17日金曜日

ロンドン、八日目、City



今日は昨日と入れ替え、ロンドンの City を訪ねることにした。City といってもロンドン市のことではない。ロンドンの心臓部およそ一マイル平方の所で、ロンドン市が始まったところらしく現在はイングランド銀行などがある金融街となっている。
まず目指すはセントポール大聖堂。またオーディオ・ガイド。建設の歴史などが耳から流れてくる。上を見上げるとドームに描かれている絵がすごい。こういう所に入ると自分の小ささに気づき謙虚な気持ちになる。この大聖堂でCharles 皇太子とDiana妃の結婚式が執り行われた。鐘楼の近くまで登れるという。何百段あるかは忘れたがチャレンジしてみることにした。マイペースでとの妻の助言。ゆっくりと狭い階段を登る。最初にドームのところに着く。高さ30mそしてドームの直径は31m。ここはささやきの回廊と呼ばれている。反対側の人のささやきが聞こえるからだそうだ。妻がドームの反対側にまわってこちらに向かってなにか言っている。ちょっと場所をかえ正反対と思われるところで試すと妻の言っているのが聞き取れる。私の方からも言ってみた。手を上げた。聞こえたようだ。音が反射して聞こえるように設計してあるらしい。そこからはドームの外側を伝って登り高さ53mほどのところに出る。外に出ると目の前にテームズ川そしてロンドンがみわたせる。テームズ川をはさんで真正面にはこの後行く予定のTate Modern 美術館の威容が。それを結ぶMillennium橋。
大聖堂の階段を下りているうちに降り出したのか又雨だ。しかし先ほどは遠くまで見渡せたのに。まったくロンドンの天気はわからない。小走りに橋を渡ったが美術館に着いたときは少し濡れていたのでまずは体をあっためようと7階にあるレストランへと向かう。テームズ川側は全部ガラスになっていて見晴らしがいい。ここは美術館のレストランにしては雰囲気がいい。サーモンの燻製と野菜のクリームあえの前菜と羊の肉を頼んだ、柔らかくとてもよかった。飲み物はばらのつぼみのお茶とリストにGooseberryなるものをみつけたのでそれを頼んだ。妻はTamarindo の味に似ているといった。食後は上から下に階を降りながら絵を鑑賞。
美術館を出るとすぐ横にShakuspeare劇場が。一応中をのぞいてまた雨が降りそうでそれに遅くなりそうなので家路につく。

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