2014年7月18日金曜日

Mato Grosso do SUL 州 Campo Grande市


左から義母、末の弟夫婦、妻の清子


ブラジルが準決勝で屈辱的な敗北を喫した後、7月9日私たちは(妻と義母とで)義母の末の弟が住むMato Grosso do SUL州の州都Campo Grandeに出かけた。糖尿病の弟の調子が悪く視力も弱り歩くにも人の助けがいるなどの情報が親戚を通じて入っていたので行くことにした。ヴィトリアからサンパウロまで飛行機で約1時間20分、サンパウロでの待ち時間が3時間半もあり、それからカンポ・グランデまで同じく約1時間20分結局乗り継ぎの時間の方が飛行時間よりかかってしまった。どうやらサンパウロから両市への便が少ないのがその原因だと分かった。

着いた翌日親戚の家を訪ねた。私たちが泊まっているホテルからは歩いて行ける所だとはGoogle Earthで分かっていたので電話して知らせておいた。Mato Grosso do SUL 州は1977年にマットグロッソ州が北と南に分けられた時に北はそのままの名前を引き継ぎ南は南マットグロッソとなり1979年に州に昇格しカンポ・グランデがその州都となった。Mato Grosso とは厚い森という意味だが今は開発され農地や牧場が多い。カンポ・グランデは人口約83万人、町は緑が多い。
妻の叔父は見たところ思ったより元気そうで皆安心した。腕に透析用のバルブを埋め込んでから透析による身体の負担が少し減り症状も快方に向かい透析はまだ続けているものの目も良くなり今は一人で歩けるし私たちがいた間、一緒に釣りに出かけるほどになっていた。医療の進歩はありがたい。
彼の家に行く間に数羽のAraraが街路樹に とまっていた。エスピリトサント州では動物園でしか見れないがここではよく見かける鳥とか。

カンポ・グランデは当時では珍しい都市計画で発展した所で道路も縦横に広くとってあり緑も多い。着いた日は最低14度最高18度とでていた。私はマットグロッソは暑い所だと思っていたが寒冷前線が上がってくる冬は時々冷え、たまには霜も降るという。マットグロッソ州と南マットグロッソ州とでは気候も大分違うらしい。思い違いをしていた。ここでは日系人を良く見かける。沖縄出身の人が多く、「そば」が州の名物料理に指定されているという。残念ながら日にちが短かかったので試食する機会もなかった。今町の新しい観光拠点として大きな水族館の建築が進んでいる。州知事が沖縄を訪ねて気に入られたらしい。下は建設中の水族館の骨組み。


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