10日の日曜日、ポルトガルが念願のEurocopa (欧州サッカー選手権)初優勝を飾った。
今回もポルトガル躍進の原動力はやはりCristiano Ronaldo、だが開催国フランスとの決勝戦前半25分で涙の負傷退場となった。彼は常に相手チームからマークされラフプレーの対象とされなかなか実力を発揮できない。そういう状況でもわずかなチャンスをものにしポルトガルを2回目の決勝戦へと持ち込んだ。
彼の最初のEurocopa 参加は2004年、ポルトガルが開催国となった年。その時の監督は2002年の日本・韓国共催のワールドカップでブラジルに優勝をもたらしたLuiz Felipe Scolari (通称 Felipão フェリポン)。そのときは決勝戦でEurocopa 2回目出場で優勝候補にものぼっていなかったギリシャに敗れた。
4年に一度のEurocopa ,このフランス大会のチャンスをのがすとロナルドが優勝カップを手にするのは非常に難しい。これまでポルトガルのために尽くしてくれたロナルドのために戦おうと全選手の意気が固まった。
フランスの猛攻撃にゴールキーパーが耐えてチームにも攻めの態勢が出来てきた。そして延長戦, Éder が素早いミドルシュートで勝利を決めた。
ちょっと見慣れない光景が目に入った。普段はベンチでおとなしくしているロナルドがあたかも監督のようにラインの近くで選手たちに大きな声で指図しているように見えた。優勝が決まるとキャプテンマークがロナルドの腕へと戻され彼は念願の優勝カップを手にすることができた。
彼は2004年から連続出場、今回も3ゴールを決めEurocopaの得点数が9となりフランスのMichel Platiniと並ぶ得点王となった。出場数は21試合でこれは単独トップ。
ポルトガルの国を挙げての大喜びの様子がテレビで流れていた。ブラジルに縁の深いポルトガル、優勝おめでとう!
優勝監督はFernando Santos、勤めていた会社の同僚も同じ名前。彼は今頃どうしているかなー?。
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