今日は4年に一度の2月29日。テレビで2月29日生まれで29日が出生証明書に記されている人たちの雑談会があっていた。なんでも昔(?)は役場に出生証明書を発行してもらうよう届出に行くと向こうから2月28日がいいかそれとも3月1日にするかとかオプションが出されたそうだ。理由はこどもが4年に一度しか誕生日がこないのでかわいそうだということだとか。今はどうなっているのか知らない。むしろ年を取らないからその方がいいのではないかと思うが。実際そのプログラムに参加している人が年齢を聞かれると16歳と答えたので、まさか?と思ったがそうか64歳かと納得した。その人たちも誕生会は2月28日か3月1日にすると言っていた。
一人が面白いことを言った。なんでも息子さんが28日の夜11時59分50秒過ぎに電話をかけてきて早口で「誕生日おめでとう」と2,3秒で言って時計の針が3月1日の1秒までに終わらせて、それが2月29日だと説明するそうだ。もちろん遊び心だろうがそれでも真夜中まで起きていなくてはならないのは大変だ。
そのあとテレビのコマーシャルで安売りとうたって「こんなバーゲンセールは4年に一度、あとは4年先だよ」 本当にそんなに安いのか疑ってしまう。
わたしのこのブログも調べてみた。さすがに4年に一度の機会は逃していない。
さっきの雑談会(座談会?)で「4年に一度では忘れられるので覚えてもらうために、今度はオリンピックの年だからね」、と誕生会のあとみんなに大きな声で言うそうだ。涙ぐましい努力もいる。
私はそれにもうひとつ「アメリカ大統領の選挙の年だよ」と付け加える。それだけアメリカという国は民主主義がゆるぎないものとなっている証拠だ。ブラジルも大統領の選挙は4年に一度だが最近の直接投票は1980年以降だ。政情不安定な発展途上国はクーデターがあったり、1期4年の任期を5年に延ばしたり、1期を2期に延ばしたり、あるいは3期になったり、etc. これでは自分たちの意見が政治に反映されないので国民の不満が爆発したりする。民主主義の熟成が大事だ、
政治の安定が経済の安定をもたらし国民の生活の安定をもたらす、と私は思う。
えっ、当たり前のことだろう!って、その当たり前が難しい。
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