2011年2月13日日曜日
Lei de Murphy – マーフィの法則 その1
マーフィの法則、一昔前まではよく耳にした言葉である。何も科学的に証明され客観的に実証できる法則ではなく主観的要素が濃厚な法則である。それはこうである「あることに運の悪いことが起きる可能性があればそれは必ず最悪の場合に起き、しかもあなたの身に」。この頃この言葉が聞かれなくなってきたのはこの法則が適用されないような工夫がされるようになってきているからである。一例を挙げよう、依然良く見られた銀行やスーパーのレジの列。「今日は人との約束があるので早く帰らなければならない、あっ、この列が少なくていいな。」と思ってその列に入る。あと二人と思っていたら前の人何やらカバンから書類の束をだしたり、またはなにか問題があってレジの人と言い争っていたり・・・。ほかの列はと見るとスムースに流れていて、もしあの時あの列に入っていたら、もうとっくに終わっていたのに。いまさらほかの列に入りなおすわけにはいかない。後ろを見ると誰もいない、皆すばやく列をかわっている。あとの約束が心配で気が気でない。10年ほど前からは銀行や役所の列は曲がりくねった一列になって空いた窓口に順番に応対されるようになってきた。平均待ち時間は同じだが自分だけが運が悪いという思いをしないで済むようになってきた。しかし家の中ではまだまだこの法則は生きている。趣味の日曜大工(毎日、日曜みたいなものだが?)ねじを締めるのにドライバーのはいった箱の中を探す、穴があう肝心のドライバーだけがない。思い当たるところを全部時間をかけて探すがみつからない。えいっ、これでは近くの店に行って買ってきたほうが早い。ドライバーを買ってきて袋から取り出しふと窓をのぞく、なんとそこにあるではないか。「またマーフィにやられたか。」
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