今日の午後3時(ブラジル時間)からの一次リーグ戦B組のポルトガル対スペインの試合をテレビで見ていた。前からワールドカップ2日目から面白くなりそうだなと思っていた。ポルトガルとスペインは隣国同士でライバル意識も強い。スペインは2010年の南アフリカ大会で優勝しているし、ポルトガルにはスペインのマドリッドのレアルマドリードで活躍しているサッカー世界一のCristiano Ronaldo がいる。
試合が始まり、最初にCristiano Ronaldoがペナルティエリアで反則を受け見事なペナルティキックで一点を入れた。その後スペインは1点を入れるがCristiano Ronaldo は今度はするどいシュートでゴールに蹴りこみまた一点。しかしその後はスペインのパスワークに踊らされポルトガルは点を追加できずスペインが2点を入れポルトガルは2対3と逆転された。
このまま試合が終わるのではないかとみんなが思っていた終了間際後半の44分、またもやCristiano Ronaldo が反則を受けた。今度はペナルティエリアではないのでスペインの選手達がゴールの前に一列に立ちはだかる。Cristiano Ronaldo はポルトガルの責任を一身にかぶったように鬼のように怖い顔、やがて笛が鳴り彼がフリーキック。スペインの背の高い選手達が飛びあがった頭をかすってボールはカーブしてゴールのネットへと。
その瞬間、私は思わず手をパチパチと叩いて「すごい!すごい!」と叫んでしまった。さすがサッカー世界一に選ばれた選手だ。スタジアムでもポルトガルのサポーター達は大喜び。
Cristiano Ronaldoに反則しフリーキックを与えたスペインの選手は「勝っていたのに余計なことをしてしまったなあ」と言いそうな苦い顔。スペインの英雄になり損ねた2ゴールをあげて選手交代でベンチに帰っていたエースのコスタ選手はその瞬間ぐたっと下を向いてしまった。
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