2011年11月9日水曜日
Buenos Aires 紀行 その2
昨日のブログを見ていた妻が「これちょっとおかしいよ」といった。「どこが?」「これ海外旅行じゃなくて外国旅行でしょう。」あっ、そうか。いつもNHKのニュースを見ていて「ゴールデン・ウイークでは海外へ・・・万人の人が・・・」とか言っている。そこでつい海外=外国という方程式(?)が頭の中に出来上がっていた。しかしブラジルは南米大陸の中で国境を接していないのはチリとエクアドルだけ。それでもそれらの国にも陸伝いにいける。ちょっと待てよ、北米にも陸伝いにいける。いつだったかオートバイきちのゴルフ仲間が数人でチリの南端から南アメリカ大陸を縦断、アメリカのカルフォルニアに行きそれから有名なルート何とかを完走するという壮大な計画を立てていたことを思い出す。結局は途中で挫折してしまったが。するとアメリカでも海外とは言えないのか???
Argentina という国名はラテン語で銀の地という意味(化学記号の銀Agはここからきている)。ラプラタ川(Rio de la Plata)とはスペイン語で銀の川という意味。スペインがペルーやボリビア等で掘り出した銀をこの川を使い自国に運び出すのに利用したことから由来したらしい。
ブエノス・アイレス (Buenos Aires)とは良い空気の複数形で良い気候を意味するとずっと思っていたのだが今回のCity tourのガイドの説明では宗教的なエピソードによるものだった。
さて空港からヴァンでブエノス・アイレスの中心街にあるホテルに到着。チェックインをしていると私に電話がかかってきているとフロントから渡された。ブラジルの旅行会社と提携しているこちらの会社の人で私達をサポートしてくれるという。12時ホテルのロビーで待ち合わせの約束。やがて彼女がかばんを抱えてきた。明日は朝8時にミニ・バスが迎えにきて午前中はCity tour。そして帰りの日は市内の空港ではなくて国際線の空港で遠いので午後1時半に迎えにきます。全部ブラジル語で話が進む。今回の旅行全部ブラジル語でスペイン語ゼロ。こんなことは初めて。
なるほどこれで向こうの責任の空港から(へ)の送迎そしてCity Tourは終わりか。後はどうされますか今度はオプションを出してくる。その日の夜のディナー付きタンゴショーと明後日のウルグアイの世界遺産Colonia de Sacramentoへの船での往きかえり・昼食・Citytour付きを頼む。早速彼女は携帯でいろんなところへ連絡して全てを手配してくれた。短期間の旅行ではこうしてサポートしてもらえると短期間だが有効に使えるのでありがたい。
今日は日曜日なので店はしまっています。午後には骨董市がここの広場であるし、お墓のこの辺では花市がありますとか地図を指差して説明。そして今日は大統領選挙日なのでこの辺には近寄らないほうが良いでしょうとの注意も。
早速、骨董市へ。すごい人ごみ。そして行き交うたびに聞くのはブラジル語。売るほうもブラジル語でくる。なるほど観光客相手の商売ではブラジル語を話せないと死活問題か。人ごみの半数以上はブラジル人だとみた。広場だけではなくまわりの路地でも色々なものを広げて売っている。果物や食べ物を売っているマーケットがある。みかん等はブラジルからだと言っている。そこでサンドイッチを買い求め歩きながらかじる。なにも欲しいものがなかったので早めに引き上げホテルまでタクシーで。タクシーにはおつりなどに注意しろと旅行社の人も言っていたが皆良い人で問題はなかった。
ホテルの近くを探索しようと一つ下の通りに来るとそこは歩行者天国、長い通りに沿って色々な小物を広げて売っている。アルゼンチンに南米の他の国から出稼ぎに来ている人達だと見当をつけた。通りの両側の店も開けている。路地で物を売ることが許されているのは日曜日だけとブラジル人が通りすがり話しているのを耳にした。この通りFloridaという名前。てっきりアメリカのフロリダ州から来たのだと思っていたのだが聞いているとアクセントの位置が違う、Florida でi にアクセントがある。なんだ花が咲いているという意味ではないか。なんでも以前は花屋さんが多かったらしい。そういえばアルゼンチンに渡った日本移民の多くも前は花屋さんとクリーニング屋さんが多かったという話を聞いていた。
ホテルでノートブックを使おうとしたが電気の取り入れ口がブラジルと違いななめになっている。万能アダプターを買い求めた。さてホテルに帰って大失敗したことに気がついた。万能アダプターをつけさてノートブックをつなごうとしたがつながらない。よく見ると電気のコードとノートブックのメーカーの名が違う。家から出る直前、ノートブックを小型に変えたが充電コードを取り替えるのを忘れたらしい。これでは充電出来ない。ということで今回は旅行中ブログを書くのは止めメールをチェックするだけにした。
上の写真はブエノスアイレスのシンボル「オベリスク」を横の通りから撮ったもの。
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