2014年6月19日木曜日

日本 0 x 0 ギリシャ


今日はグループCの一次リーグ第2戦。コロンビアがコートジボワールを2対1で破り2勝で決勝トーナメントに進出する。コートジボワールは引き分けでも可能性はあるが日本とギリシャは勝しか可能性は出てこない。非常に厳しい状況だ。
今日の試合は第一戦の時より良くむしろ押し気味だったがギリシャの堅い守りにさえぎられ点が取れなかった。ギリシャの守りは定評があり2004年のヨーロッパカップで優勝したほどだ。相手のゴール前に執拗にボールを挙げるが背の高いギリシャのデフェンダーに弾き返される。ハーフタイムでブラジルの解説者は日本が勝つと思うと言っていた。しかしギリシャが一人欠けていてもなかなか点が入れられないと「試合を決めれるストライカーがいないからなー」とつぶやいた。
きっと彼の頭をよぎったのは今日の日本戦の前に行われたウルグアイとイギリスの試合でのウルグアイのスアレス選手の活躍だろう。彼の一か月前の様子が映し出されていたが車いすに乗っていた。W杯出場も危ぶまれていたがリハビリで快方に向かったが初戦はベンチ。ウルグアイがコスタリカに3対1で敗れるのを悔しそうに見ていた。
ウルグアイ国民を励まそうと彼はテレビのインタビュに応じ「W杯はこれで終わったわけではない、第2戦は出場して必ず勝ちます」と言っていた。そしてそれを成し遂げた。ウルグアイは南アフリカ大会で4位になったがW杯でここ44年間ヨーロッパのチームに勝っていない。しかも相手はイギリス。しかし数少ないチャンスを活かして彼の技量で2点を挙げた。そしてその時走って行って抱え上げたのがリハビリで世話になった理学療法士(Fisioterapeuta)。イギリスはW杯10試合出場で今まで得点のなかったルーニーが初得点。イギリスは2敗で苦しくなった。

ウルグアイ 2 x 1 イギリス

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