ワールドカップの開幕がいよいよ明日に迫った。W杯の試合が行われるアマゾン州の州都マナウスでも市役所が通りの飾りつけコンクールを行っていると報じていた。上の写真はその一つである。しかしなぜかここ大ヴィトリア都市圏ではいつものW杯の年より盛り上がっていないのはなぜか? 明日のブラジルの試合でBig Bangが起きるのか?
テレビでは各地に散らばっている32の国の代表たちがその地の人達と交流している姿が映し出されている。皆リラックスして楽しんでいるようだ。もちろん練習試合などこなしているが。サムライジャパンもサンパウロ市に近いItu市のショッピングセンターで買い物しているところをブラジルのテレビ局がインタビューしていた。「ブラジルをどう思うかと」聞かれると「Best
of the World」と答えていた。スポーツ外交気持ちがよい。
妻がサンパウロの親戚に電話をかけていたが開幕都市サンパウロでは明日は休みだそうだ。ここヴィトリアでは午後は休み。ブラジル全国同じだろう。予選リーグのブラジルの試合がある17日と24日も同じだ。
ブラジルで開催のワールドカップには悪夢が付きまとう。1950年にブラジルであったW杯の決勝でウルグアイに2対1で負けたからだ。W杯というと必ず引き合いに出される。負けた瞬間のマラカナン・スタジアムに詰めかけた約20万人の観衆の悲しい顔。今度こそは優勝してこの悪夢を払い除かなければならない。
ブラジルの「恋人の日」は6月12日。しかし明日は皆それどころではないだろうとテレビでは盛んに一日早めて今日贈り物をしましょうと商店街が呼びかけている。それでも今年は大分売上が落ちるのではないか。
明日の開会式には歌手やサンバのショーも予定されているようでそれも楽しみだ。
飾りつけを上から見たところ
飾りつけを上から見たところ
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