“ちょっとそこの娘さん、今日はいい魚がはいってるよ”と毎週土曜日の午前中に近くの広場で開かれる青空市場の魚屋の旦那が愛想よく73才の私の姑に声をかける。
ブラジル育ちの彼女慣れた調子で「本当かい若者よ」と受け答えする。こうして青空市場は若い人たちでごったがえす。ブラジルどこでも見かける風景。ブラジルの青空市場の商人たちは8才から80才までの女性をみな娘さんと呼び、男性をみな若者と呼ぶ。あなたも若返りたかったら一度青空市場をのぞいてみませんか?
トモベという言葉はブラジル日系コロニアが作り出した傑作ではないかと思います。ブラジルの生活に慣れてきた頃日本語の会話のなかにブラジル語を混ぜたほうがお互い通じやすいと感じだしそのブラジル語も日本式に変換(発音や部分省略など)されたようです。その代表的なのが自動車-automóvel-を表す tomobe という言葉でしょう。街に住んでいるせいか、それとももうあまり使われなくなったのかこの言葉も聞かれなくなりました。それでもこのことばの響きは昔の苦しかった頃を思い出させます。皆さんにはどんな思い出の言葉があるのでしょうか。お聞かせいただければ幸いです。それから、日本語とブラジル語が織り成す音の類似性や習慣の違いがひきおこすユーモアに満ちた話等も集めていきたいと思います。 かんじがとくいでないかたは かんじにふりがながつくプログラムがあります。http://www.hiragana.jp にはいりwww.tomobe.blogspot.com とかきいれgo をクリックします。ふりがなは100%OKではありませんがいみはじゅうぶんつかめれるとおもいます。
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