これはサンパウロ州の奥地の町で起きた話です。
ある夕暮れ,二人の男がバール(飲食店)で口げんかをしていました。だんだん様子がおかしくなりやがて二人は腰につけていたファコン(草木を切る農業用のなた)をぬいてかまえました。一部始終をみていた日本人、すっくと立ち上がって叫びました 待った!待った! それを聞いた二人、びっくりして持っていたファコンを捨て、お互い反対方向に一目散に逃げ去りました。日本人、一体何が起きたのかさっぱりわからず、さかんに首をかしげていました。
待った!待った!と日本語で言ったのを二人は mata ! mata ! (殺せ、殺せ)と言ったと思ったようです。
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