2015年11月28日土曜日

古都 奈良

奈良はやはりこの言葉がしっくりくる。京都は観光で見て回りだが、奈良はその時代に浸ることが出来る。 もちろん観光客や修学旅行の生徒達は多い。 しかし街と交じりあっていないので気持ちが落ち着く。
法隆寺の聖徳太子の聖霊院などひよっとしたら座っておられるのではないかと覗いてみたりする。
また大仏殿は日本の仏教の歴史を考えさせてくれる。私は中学時代から歴史は好きだった。父とよく議論していたことを思い出す。

法隆寺を見学していると鐘の音が響いた。正岡子規の有名な「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」を思い出して思わず口に出した、そして周りにカキが売ってないか見渡した。この句が
あまりにも有名なので私の場合は「鐘なれば柿が食いたし法隆寺」となった。

奈良は鹿が多い。娘の理奈は34年前来た時、鹿に追われて鹿せんべいを取られたので今回は警戒したが結局同じく追われて取られてしまった。しかし鹿が昔より増えているような気がした。

春日大社、興福寺と世界遺産を訪ねて帰る。 京都と違って歩いてたどっていけるのも助かる。

去年ブラジルの北部地方を観光旅行している時(2014年5月18日のポスト)、日本からの若いカップルと知り会った。彼らは世界観光プロジェクトを実施中(?)でその時は南米周遊の途中だった。その時奈良に住んでいると聞いていたので連絡すると夕食に招待してくれるという。ホテルまで迎えに来てくれて両親の住んでる家に連れて行ってくれた。車が暗い所に泊まってバックしだしたので道を間違えたのかと思っていたら田んぼの中の家に止まっていた。稲を刈り取ったわらの匂いがしていた。農業は副業でいままで米を買ったことがないと言われた。自分で作る米はおいしいだろう。奥さんは英語熟の先生。皆で話が弾み再会を約して帰路に。またブラジルで会いましょう。

法隆寺の門

五重塔

聖霊院

夢殿
JR 法隆寺駅

奈良の大仏

大仏殿

仁王の前で二頭の決闘?



興福寺の五重塔

春日大社



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