2016年11月17日木曜日

我が家の天気予報



今週はようやく雨らしい雨が降った。しかし大したことはない。この前、屋根裏の貯水槽が干上がったので屋根のといから落ちる雨水をためて外用に雨水を使ってみようと倉庫にあった樽を取り出してそれに入れてみた。以前は電気代の方が水代をはるかに超えていたのだが日照りでの上水不足に大ヴィトリア都市圏の下水設備の完成が加わり今度は水代が電気代を越してしまった。こういうことは考えてもみなかった。水の大切さを認識した。

たらいに落ちた水を樽に移した

ブラジルの天気予報も大分当たるようになってきたがなぜかエスピリトサント州に関してはいつも外れている。テレビを見て、明日雨だ!と喜んでも朝起きると陽が照っている。ブラジルの南部、南東部ではよく雨が降っているのになぜエスピリトサント州だけのけ者にと叫びたくなる。エスピリトサント(聖霊)、アーメン! とキリスト教の祈りの言葉でも願いはかなわない。牧畜を営んでいる農家の映像で牛にサボテンの葉(?)を食べさせていた。 なにこれ!ブラジル北東部の干ばつの時の映像と同じではないか。近所の友人がこの前来た時にこんな話が出て「やがてエスピリトサント州は北東部に組み込まれるのではないか」という意見で一致した。

テレビの天気予報で天気の移り変わりを見ているとブラジル南部、南東部と天気は南から北へと移っていくがリオまで来ると東に曲がり大西洋へと向きを変えエスピリトサント州までは上がってこない。私はいつも北東部の強い熱気に押されて東に曲がるのだと思っていたがこの頃は海流など別の見方があるかもしれないと思ってきた。

さて我が家の天気予報だが私は朝起きると窓から近くの標高880mの山Mestre Álvaroを望み雲のかかり具合を見て当日の予想をする。このブログでも何度か出しているがテレビの予報より当たっていると自負している。一昨日も買い物途中、山が灰色の雲に覆われていたので急いで帰ってきたがパラパラで終わってしまった。雨量の予測までは難しい。

さてトップの写真は裏庭の"にらの葉"に登るカタツムリの赤ちゃんたち。これは妻の翌日の天気予報に使われる。夕方日暮れ前、妻は裏庭、横庭(?)を一回りしてくる。
「カタツムリの赤ちゃんたちがにらの葉に登っているから明日は小雨が降るんじゃないかしら」。確かに少し雨が降る。「今日は大きなカタツムリまで大きな葉っぱや木に登っているからかなりの雨が降るかもよ」。確かにまあまあの雨量だ。
「彼らは気圧の変化を感じているのかしら!?」とは彼女の理論。
今の所軍配は向こうに上がっている。


 

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