2010年7月9日金曜日

タコの声は神の声?!

今回のワールドカップ一番の人気者はなんといっても独西部オーバーハウゼン水族館のタコ「パウル君」。スペインとの準決勝での敗退を含めたドイツの試合をみな当てたそうでドイツ国民からは嫌われスペイン料理の「パエリャ」にして食べろとかその他果ては「スシ」にしろとか水族館に怒りのメールが届いているとニュースが伝えている。そして今度は全世界が注目する(水)中、ウルグアイードイツの3位決定戦そしてスペインーオランダの決勝の結果を占いドイツの三位、スペインの優勝とでたそうだ。このニュースを伝えるこちらのテレビ局のコメントに耳がピピッと反応した。なに!「タコの声は神の声」?。タコはポルトガル語ではPolvoそして民衆はPovo、Lの発音はほとんど聞こえないのでうっかりしていると同音に聞こえる。なぜこういう使い方をしたかというとよく選挙の時などに一票の重み、デモクラシーの大切さを訴えるためによく引用されるラテン語の「Vox populi, vox dei」(民の声は神の声)これをポルトガル語になおすと「A voz do povo é a voz de Deus」。このpovoをpolvoに入れ替えて使ったわけです。
このあとアナウンサー、「こうなるとこのタコ君どこかに隠さないといけないですね(ポルトガル語で (sumiço)) 」。これを台所で聞いていた妻「私なら酢味噌にするわ」。どっちにしてもこの「パウル君」命が危ない。
私が心配するのはW杯決勝の予想が当たるとこの「パウル君」ますますひっぱりダコになってやがては人類の命運まで占わさせられるのでは???

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