2011年7月17日日曜日

なでしこジャパン 、おめでとう そして感動をありがとう!! Japão é o campeão da 6ª Copa do mundo feminina

朝、今日の新聞でテレビでのサッカーの試合の時間を調べた。午後三時半は女子W杯、日本対米国の決勝戦, 4時はアメリカカップ、ブラジル対パラグアイの準々決勝戦。
息子家族が昼食に来るというので一緒にブラジルの試合を見ようと女子W杯を録画しブラジルの試合を実況で見ることにした。
昨日はアルゼンチンがウルグアイから1対1の延長戦の末、PK戦にもつれ込み負けた。最大のライバルがいなくなったのでこれでブラジルが優勝する確率が高くなった。アルゼンチン代表、自国のメディアからも大分たたかれたらしい。
三時半にドイツ、フランクフルトからの放映が始まった。国歌の演奏のあとキックオフ,日本の動きも軽快だ。20分ほど見てブラジルの試合に切り替える。こちらも国歌演奏が始まっていた。キックオフ、ブラジルの動きも今までの試合よりは良さそうだ。しかし何度もチャンスはあるが肝心のゴールがでない。90分が終わっても0対0.延長戦も点は取れない。いよいよPK戦。ブラジルの最初の選手、ゴールのバーのはるか上方、アナウンサーもあきれてボールは観客席に飛び込んだので帰ってもこないとコメント。しかしはずしたのは彼だけではなかった。4人にうち3人ははずし一人は阻まれ。パラグアイは2人決めてパラグアイの勝利となった。PK戦で一点も取れなかったのはブラジル代表、史上初らしい。ミディアも恥辱の敗退とコメント。ブラジルのPK戦はいつもはらはら。そして選手のコメントはいつもこれはあたりはずれのくじを引くようなものだと言う。つい苦笑い。これはある言葉がふっと頭に浮かんだからだ。もう10年以上前と思うが世界中の金融不況だったか南米に限られていたのか思い出せないがアルゼンチンで起きていたことがその後必ずブラジルに起きていた時によく聞いた「Eu sou você amanhã」(明日はわが身)という言葉である。このアメリカカップを振り返ってみると予選リーグ最初の2戦は引き分けそのあと一勝して予選通過。決勝トーナメントでは最初の試合で延長戦までの引き分けでPK戦で敗退。ブラジルはまったく同じ道をたどってきた、しかも最後は文字通り翌日。
がっかり、がっくりの気持ちから逃れるように録画していた女子W杯を見ることにした。前半0対0、後半アメリカが一点、ブラジルのアナウンサーはこれで試合は決まったようなものだとコメントした。しかし日本は粘り強く一点を返して延長戦へ。ここでもまた一点取られそして終了間際一点返してPK戦へ。肩を組んでいる日本選手たちには笑顔さえ見える。
いよいよ開始、アメリカの選手ははずしたり又は日本のゴールキーパーが阻んだり、日本は着実に決めてそして優勝。思わず私も歓声と拍手。さきほど観戦していたブラジルの試合とは大違い。ブラジルのアナウンサーもそんなことをコメントしていた。
なでしこ達の喜びそしてこれが日本全国へと広がって行き爆発する。目にみえるようだ。私も先ほどの失望感から幸福感へ。
なでしこジャパン、おめでとうそして感動をありがとう!!

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