2016年3月28日月曜日

ブラジルの秋

3月になって何も書いてないが何も起こらなかったわけではない。それどころか80年代の民主主義復活以来の大騒動が今ブラジルで起こっている。一段落ついたら書こうと思っていたが待っていても毎日新しい展開があり益々事態は大きくなっていく。

政府はブラジル国民をバカにしているとしか思えない言動をとっている。現大統領は同党の前大統領を汚職取り調べから救うために大臣に任命したり、今、ブラジル国内で盛り上がってきている憲法に元ずく大統領罷免運動を暴動と言ったりしていつまでも政権にしがみつこうとしている。政府反対のデモが国中に起こり何百万という人が街路を埋め尽くす。

政府は自分の身を守るのに必死で本来の任務を果たしていない。その結果経済指数はますます悪化して町には活気がない。国民の不満が何百万というデモにまで発展している。政府は「民主主義の表れで喜ばしいことだ」とか言ってたかをくくっている。政府は国を私物化してなんでも自分の思うようになると思っているらしい。

連立与党が崩れそうな今ますます大統領罷免が現実味をおびてくる今日この頃である。




 


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