2016年7月14日木曜日

ポルトガル、欧州サッカー選手権初優勝おめでとう!!!

10日の日曜日、ポルトガルが念願のEurocopa (欧州サッカー選手権)初優勝を飾った。
今回もポルトガル躍進の原動力はやはりCristiano Ronaldo、だが開催国フランスとの決勝戦前半25分で涙の負傷退場となった。彼は常に相手チームからマークされラフプレーの対象とされなかなか実力を発揮できない。そういう状況でもわずかなチャンスをものにしポルトガルを2回目の決勝戦へと持ち込んだ。

彼の最初のEurocopa 参加は2004年、ポルトガルが開催国となった年。その時の監督は2002年の日本・韓国共催のワールドカップでブラジルに優勝をもたらしたLuiz Felipe Scolari (通称 Felipão フェリポン)。そのときは決勝戦でEurocopa 2回目出場で優勝候補にものぼっていなかったギリシャに敗れた。

4年に一度のEurocopa ,このフランス大会のチャンスをのがすとロナルドが優勝カップを手にするのは非常に難しい。これまでポルトガルのために尽くしてくれたロナルドのために戦おうと全選手の意気が固まった。
フランスの猛攻撃にゴールキーパーが耐えてチームにも攻めの態勢が出来てきた。そして延長戦, Éder が素早いミドルシュートで勝利を決めた。

ちょっと見慣れない光景が目に入った。普段はベンチでおとなしくしているロナルドがあたかも監督のようにラインの近くで選手たちに大きな声で指図しているように見えた。優勝が決まるとキャプテンマークがロナルドの腕へと戻され彼は念願の優勝カップを手にすることができた。

彼は2004年から連続出場、今回も3ゴールを決めEurocopaの得点数が9となりフランスのMichel Platiniと並ぶ得点王となった。出場数は21試合でこれは単独トップ。

ポルトガルの国を挙げての大喜びの様子がテレビで流れていた。ブラジルに縁の深いポルトガル、優勝おめでとう!

優勝監督はFernando Santos、勤めていた会社の同僚も同じ名前。彼は今頃どうしているかなー?。






2016年7月10日日曜日

えっ、そんなミキサーあるの?

私たちが親しくしている近くの海辺に住むご婦人から昨日の夜電話がかかってきた。
「前にお宅に行って饅頭の作り方を習ったのだけど、昨日作ったらうまく出来なかったの。明日そちらに行って又一緒に作らせてもらっていいでしょうか?」「はい、いいですよ。材料はこちらに揃っていますから」

今日の朝早くドアベル(?)が鳴った。妻はよく庭の手入れをして家の中にはいないし、私も2階の部屋にいるとベルが聞こえないので家の門の外にオートバイのクラクションを取り付けてある。庭の端っこにいても聞こえる。私たちの家の横にある救急車を市役所などに供給している会社に勤めている孫娘の車で彼女は降り立った。右手に買い物袋を持っている。「来るとき海の横の魚市場に寄ってカワハギがあったので持ってきました」と妻に手渡された。海辺の魚市場は漁師が獲ってきたものをその場で売っているので全てが新鮮だ。「一週間前にお宅に教えてもらったカワハギの刺身、居ても立っても居られず早速買って刺身にしたらおいしかったわ。寿司にしてもおいしいし、これからはいつでもできるので助かるわ。今まではまず魚屋に行って刺身にできる魚があるかどうかを見て寿司を作っていたの。カワハギで刺身、寿司なんて今まで思ってもみなかったわ。娘や孫たちも気に入って合格点をくれたの」。彼女は長い間ヴィトリアに日本食レストランを開けていてブラジル人にも「Mamasan」の愛称で親しまれている。数年前にレストランは年齢を理由に閉めている。

この話、実は5月8日のポストにさかのぼらなければならない。実はあの時、鯛やハマチやEnchovaのほかに4キロの「カワハギ」を買っていたのだ。カワハギはこの辺では最も身近な魚で海辺のキオスクなどで油で揚げビールの友としてブラジル人に人気がある。値段も安いし私たちも今までバカにしてきて家でもいつも揚げて食べるものとなっていた。

話はまた30年ほど前にさかのぼらなければならない。
当時私と同じ会社に勤めていた同年代の二世の家族が近所に住んでいた。子供たちも同じ学校に通っていて時々誕生日などお互いに行き来していた。
ある日こんなことを旦那が妻に話した。
「奥さん、ここで一番おいしい刺身はなんだか知ってますか?」
「この辺だと、まぐろがあるし、鯛やスズキやハマチとか・・・」
「いや違いますよ、カワハギですよ。一年中手に入るし、おいしいし、おまけに安いし。それにわさびはいらないですよ。一番おいしい食べ方はしょうがのすりおろしを使うんですよ」
それから数日して町の朝市でカワハギを買ってきてしょうがをすって食べたがあまりおいしくなかった。「やっぱり、カワハギは油であげて食べるものだな」ということとなった。

妻が5月8日に買ったカワハギ、あまりにも新鮮なので、30年前の話を思い出した。「そうだ、海に行って魚を買っていたといったな。そういえば漁師市には何度も行ったが刺身目当てでカワハギは買ったことはない。試してみるか」ということとなった。
おずおずとはしに取って口に入れる。「アッ、これはいける。あの人の言っていたのは本当だ」と30年後に気が付いた。お粗末さまでした。

アレッ、今日のタイトルをすっかり忘れていた。
台所で妻とママさん、饅頭を作っている。妻があんこになる豆をミキサーにかけているとママさん 「お宅のミキサー調子よく回っているわね。豆腐もそれで作っているんでしょう。うちのは一週間のうちに3台も駄目になって、また買わなくちゃいけないのだけどあなたそれどのくらい使っているの?」「もうかれこれ15年かな」
「えっ、そんなミキサーあるの」
「ええ、ARNOです」
(ARNO, アルノとはブラジルのミキサーや電動泡立て器などの有名メーカーのひとつ)

またもやタイトルとは関係ない話に脱線してしまった。





2016年7月7日木曜日

大西宇宙飛行士国際宇宙ステーションへ旅立つ

今日7日カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から現地時間午前7時36分(日本時間午前10時36分、ブラジル時間6日の午後10時36分)にロシアのソユーズ宇宙船で日本の大西宇宙飛行士がロシアとアメリカの飛行士とともに国際宇宙ステーション(ISS)へと無事旅立った。約4か月の滞在で色々な科学実験が予定されていているようで、人類の老化についてという項目が目についた。何か新しい手がかりがつかめたらと楽しみにしている。

現在、ブラジル訪問には日本からの旅行者にはビザが免除されているからこちらに来られたらどうですかと日本の従弟家族とブラジルに昔来たことがあり今はANAのパイロットの長男家族に打診したところ今回は皆でカザフスタンのバイコヌールに行くから残念ながらいけませんという返事が来た。

従弟の長男と大西飛行士とはANAで飛行機操縦訓練の際ペアで習った仲で大西さんが宇宙飛行士に採用された時、宇宙船打ち上げの際は必ず行くと約束をしてあるのでブラジルは次の機会にという内容で大西飛行士と二人で撮った写真が添付されていた。 


それを覆すのはとても不可能なので私も渋々降りざるを得なかった。
ということで私も昨日の夜はNASAからの実況を待っていたがつかめれなかった。しかし日本のニュースにアクセスして打ち上げが成功し3人が船内で喜んでいる姿を見ることができた。

宇宙ステーションへのドッキングは約50時間後、そして約4か月の滞在。訓練されているとはいえ宇宙空間での生活、大変だとはわかっているが想像するだけでわくわくする。

こんな明るいニュースの中にブラジルのことを載せていいのか戸惑っている。考えるだけでつい情けなくなる、数年前までは先進国への仲間入りを目指しBRICSの一員として羽ばたこうとしていたが、今は急降下でしかもめくら飛行。どこに行きつくかさっぱり分からない状態だ。

2016年6月29日水曜日

過半数ルール

最近どうも気にかかることがある。

イギリスがEU(União Européia)から離脱するかしないかの国民投票で離脱派が51.9%で過半数を占めEUから離れることとなった。しかし自国のみならず世界中の経済に予想以上のインパクトを既に与えており今後の動向もまだ不透明だ。選挙の結果が発表され為替や株、今後のイギリス経済、EUとの関係、社会問題などがミディアにより報じられると投票者自身がその影響の大きさにとまどっている様子がテレビに映し出されていた。EUに留まる方に投票するとみられていた若い層の投票率が低かったとも報じられた。ブラジルのように投票が義務付けされていたら結果は変わっていたのだろうか? 移民問題が決定の一番大きな材料となったのだろうか?
しかし、何と言おうと過半数は過半数!!民主主義の定義をなす過半数ルールだ。

もう一つは、やはり6月に南米ペルーで行われた大統領選挙の決選投票。4月の大統領選挙で元大統領アルベルト・フジモリの娘ケイコ・フジモリが得票数一位だったが過半数に達しなかったので2位との決選投票があり彼女は得票率49.88%で敗れた。わずか0.12%の差。

この過半数ルール、特に国家の重要事項において一票の差で決定される過半数ルールでいいのだろうかと疑問がわいてきた。というのは最近ブラジルであった大統領の弾劾の賛否が初めは下院で2/3以上さらに上院でも2/3以上の票で大統領の不信任案が可決され現在は副大統領が代理を務めていて最終的には再度上院に回されやはり2/3以上の票が必要だ。どうやら決定はリオ・オリンピック後になりそうなので開会式宣言は代理大統領にまわってきそうだ。

2016年6月13日月曜日

ブラジルに早くも寒波?

今日はSanto Antonio(聖アントニオ)縁結び聖人の日。よき伴侶に出会えますようにと若い娘さんたちも教会にお祈りに行く。とても人気のある聖人のひとりである。

その前日、昨日はブラジルでは「恋人の日」と名付けられているが別に祝祭日ではなく、なんとなくできたものでどうやら商魂たくましい人達の仕業らしい。最近は結構認められて恋人同士でプレゼントを交わしたり食事をしたり映画を見たりで、カップルには大事な日になっている。ブラジルではこの恋人の日は既婚の夫婦の間でも祝われている。

実は今日は別のことを書こうと思ってノートブックに向かったのだがヴィトリアのサントアントニオ地区の話をしていてその延長で書きだしてしまった。サントアントニオ地区はヴィトリアでは早くから開けた地区だが港が島の反対側にできたので伸び悩んだ。

今日の朝のニュースではブラジルの南部の8州の州都は記録的な寒さで朝を迎えたと伝えていた。娘の理奈が住んでいるクリチーバはブラジルで一番気温の低い州都だ。それに昨日は今までのアジアセンターのほかに外国からブラジルに仕事に来る人にブラジル事情やポルトガル語の手ほどきなどを教える「ブラジルセンター」の開所式をやると言っていたので電話を入れた。

「昨日の夜は賑わったかい?」
「150人以上の人が集まって外国人も沢山いたわ、Festa junina (六月祭、田舎で秋の終わりの収穫祭とでも言うか、たき火を囲み田舎料理をたしなみ、サトウキビから作った蒸留酒にしょうがを入れたのを飲み身体を温めて、踊ったりする祭り)のまねごとをしたので皆騒いで賑わったわ。用意していたものがほとんどなくなって残ったのは私達でいただいたの」
「へー、良かったね、ところでそっちは寒いだろう」
「ええ、今日の朝の気温は零下1.3度でこの時期では19年ぶりの寒さだそうよ。ここ数日はずっと寒い日が続いているの。昨日のテレビの天気予報でヴィトリアは最低気温は15度とか言っていたので会場にいた人たち皆どっと笑っていたわ、私がヴィトリア出身と知っているので」
電話の横で婿のRodrigoが叫ぶ声が聞こえた。
「寒さではそっちはまだまだアマだな、こっちは何しろプロだからね」
ヘンな自慢をするな。
娘まで「これから冷蔵庫に入ってちょっとあったまってくるからね」と言って電話を切った。

今年の4月に南のサンタカタリナ州の州都フロリアノポリスに引っ越した正人の方の気温はと調べるとこちらは+1.3度、それでもやはりこの時期としては海岸の町でもあり記録的な寒さだという。
生まれてこのかた、ずっとヴィトリア育ちなのでこの寒さにはこたえて郷愁にかられているのでは。

日本の冬と比べるとそれでもいと言われそうだが昨日は今年始めて太陽熱風呂に入れず電気シャワーでは身体を温めるまでにはいかなかった。

あした暖かくなーれ!







2016年6月1日水曜日

アボカド石鹸



アボカド石鹸はいわば「もったいない」精神から生まれたものでアボカドの傷モノやちょっとくされが入ったものを取り除いたものなどを寄せ集めて作ったものでsる。
上のは今年初めてのもので少し「灰」を入れるとミネラル豊富な石鹸になるとのあたらしいレシピが手に入ったので早速作ったがちょっと色が灰色になったので2回目は去年まで作っていたものにした。写真の上が灰入りで下はなし。色の違いがわかる。

今は柔らかいのでこのまま2か月ほど寝かせて適当な大きさに切ってしまっておく。作ったはじめでは約4キロだが乾燥すると約3キロになる。一本に250ミリリットルのオリーブ油がはいる。
2本作れば一年中まかなえる。今年は欲張って4本くらい作ればあちこちのお土産用になる。



上は昨日の夕食に出た私の好物の煮しめ。家でできたコンニャクいもで作ったこんにゃくとごぼう、それによそからもらったタケノコとの煮しめ。サンパウロだとみんな買えるのだがここでは手に入らないので全て自家製となる。しかしこんな手間をかけるのも私たちの世代で終わりかもしれない。


2016年5月28日土曜日

Corpus Christi 聖体の祝日

一昨日の26日木曜日はカトリックの宗教祭日「Corpus Christi」の日。これはラテン語でポルトガル語だと「Corpo de Cristo」となりキリストの身体という意味で伝統的にラテン語が使われている。カトリック国の公式の祭日で日本語だと「聖体の祝日」と訳されている。

今年は5月26日だが普通は6月の祝日として覚えているので年の初めにカレンダーをもらうと6月の赤丸は「Corpus Christi」の日だなと見当がつく。そういえば今年はカーニバルが早かったのでこうなったのか。今年の前後12年で一番早くなっている。
すると今年は6,7,8月は記念日、祭日の休みはなしか。サラリーマンには厳しくなる。

そういえば休日はブラジルより日本の方が多いのではないかと思う。ブラジルは記念日、祭日が日曜日に落ちても振替休日はない。だから年によっては休日が非常に少ない時がある。昔は宗教祭日が多く休みが多かったような気がするがそれがかなり切られて今度は振替休日なしでは休みが少なすぎるような気がする。定年退職者としては関係ないが少なくても日曜日の振替休日だけは作ってほしい。

いつものように話がずれてきたが何も宗教とか休日の話をするために書こうと思ったのではない。Corpus Christiの日はブラジルのほとんど全市で花、砂、布、おがくず、瓶のふたやその他の日用廃棄物などで作られた長いじゅうたんが教会の前の通りやその他の大通りに敷かれる。
その仕上がりの美しさで有名になった町や地域がありCorpus Christiの日は見物客が殺到する。

エスピリトサント州では南寄りの町「Castelo (城という意味)」が有名でこちらに移ってきた時から行こう行こうと思いながら距離や混雑などを考えるとついおっくうになり、なにを隠そう今年もまた逃がしてしまい同じ思いを約40年間引きずっている。。
その代わりと言ってはなんだが近くの区でやっているとテレビで言っていたのでのぞいてきたので下に写真を載せている。。

今年のCasteloの様子は Imagens de festa de corpus christi em Castelo 2016 これをコピーし検索の所に貼り付けてEnterキーを押すと出てくる。
Castelo地方はブラジル有数の大理石の生産地なので大理石やその粉で飾っている様子がテレビ局の映像に映っている。今年はなんでも8万人の人出だったとか。車の渋滞のニュースを見るとやはり行けない。

下の写真は近所の通りに造られた色付けされた砂やおがくず、などで道に描かれたじゅうたん。