2010年12月21日火曜日

クリチーバは真夏でも冬?

クリチーバに住む娘から「東洋文化センターともだち」の今年度の総仕上げとして父兄および関係者に集まってもらって発表会を催すと先週連絡がありどんなものをやるのか気になるのであわただしく飛行機の切符を手配しての来クリチーバとなった。最近は小さな航空会社も参入し選択肢が増えている。幸いその中の一社にタイミングおよび値段でこちらの希望にマッチするのがあり早速チケットを購入。
いままでクリチーバ行きはサンパウロかベロ・オリゾンテの飛行場に寄っていたので今回はどこかなと思っていたら直行便だった。一時間四十分、早いものだ。ヴィトリアを発ったときは気温は約30度。皆半そでシャツの軽装。機が巡航態勢に入ると機長のアナウンス「ただいまクリチーバは小雨が降っており気温は10度台です。」はっきりわからないので幅をもたせて十何度か。まあ、18度位だろう。そして、そろそろクリチーバかなと思っていた頃またアナウンス「クリチーバの気温はただいま11度」えっ、するとさきほどの10度台というのは10点何度ということだったのか。私の頭はいまどきそんな気温がブラジルにあるなんて受け付けないので10度台というのは十がつく19までの気温と思っていた。今年の6月12日のブログにも書いたがヴィトリアは今年最低気温を更新したばかりで、14,2度しかも58何年ぶりに。機内にざわめきが広まりあちこちで鼻をすすったりせきをするのが聞こえる。私は手に持っていたジャンパーをはおった。私がいらないといったのを妻が強引に押し付けたものだ。妻は先月こちらに来ている。飛行機から降りて荷物を待つ間も誰も上着をかけていない。この人達トランクの中にはちゃんと厚い上着が入っているのだろうかと心配になってきた。
到着ロビーで待っていた娘もコートを着ている。そして夏にこんなに寒いのはめったにないのだと言っていた。夜、家に電話をいれると、なんでもニュースでクリチーバは7年ぶりの夏の寒さになったと報じていたそうだ。

0 件のコメント: