2014年7月8日火曜日

ブラジル 1 - 7 ドイツ

今日のW杯の準決勝戦はブラジルの屈辱の敗北となった。ブラジルはこれまでの20回W杯で唯一の1930年からの全回出場、試合数103、しかしこんな点差での屈辱は初めてだ。

前半戦の20分台の6分間で4点も入れられてしまった。ブラジルはあまりにも相手にスペースを与えてしまいその結果ドイツは自分たちのチームプレイを完璧に成し遂げることができた。ブラジル国民もブラジルの選手たちも何が起こったのかハッキリ認識できなかったのではないか。そして試合が進むにつれスタジアムで観戦している女性たちの顔に涙が流れているのが映し出されていた。

後半戦に入ると少なくとも「栄誉のゴール(大差負けている試合で1点入れるゴールがこう呼ばれる)」を入れてほしいと願っていたが終了間際にオスカールが入れ慰めの1点となった。試合後ブラジルの選手にインタビューしていたが完敗を認めドイツが今日はすばらしい試合をしたとほめていた。

ゴールキーパーに今日の敗因は何かと聞いていたが「自分たちも何が起こったのかわからない。説明できないものを説明しろというのは無理だ。」と言っていた。たまにはこういうことも起こるだろう。

この試合でドイツのKlose 選手はW杯新記録の16ゴールを達成した。これまでの15ゴールの記録を持つロナウド選手は試合の解説をしながら自分の記録が破られるのを見ていた。そしてコンフェデ杯優勝国はワールドカップを制しないというジンクスは破られなかった。

まだ土曜日ブラジリアでの3位決定戦が残っている。ブラジルらしい試合で今日の負けは事故だったことを証明してほしい。

4年に1回のワールドカップ。サッカー王国ブラジルは毎回、優勝が使命となる。
あとは4年後のW杯ロシア大会、またもやブラジル国民にとっては優勝しかない。

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