2016年5月23日月曜日

アボカドの思い出


今年はアボカド(abacate) が豊作の年だ。箱に入っているのは昨日と今日収穫したもの。収穫といっても落ちた実を拾っている。以前は一本は家の前の塀の近くにあったのだが塀を超えて歩道側にあるのが近所の子供たちの石投げの攻撃に会いあるものは塀を通り越して家の近くまで飛んできて危ないので木を切った。このブログのどこかに載っている。マンゴーの木も同じ運命をたどった。マンゴーの木はあまり大きくなり過ぎるので家の横にあるのも絶やした。

それに家の周りはコンクリートなので落ちるとアボカドに傷がつく、そこで熟れたのを目指して棒の先に布袋を付けて取っていた。マンゴーの木は高かったので上ってとるには苦労した。

アボカドは今は家の横にある木だけになったが下は土なので落ちても傷がつかないか傷つきが少ない。それで拾って集めて箱にいれている。。去年まではそう多くはとれなかったのだが今年は馬鹿に多い。私が抱えている箱のは近所の知り合いに全部持って行ってもらって適当に隣近所にもくばってくれと頼んでおいた。

ブラジルに来た初めの頃は半分に切って種を取った跡に砂糖を入れて混ぜて食べていた。珍しい味でとてもおいしかった。その後、自分達が買った土地には大きなアボカドの木があり、フルーツとしては食べきれないので、父が1センチ幅に切ったものに醤油とわさびをつけて刺身風に食べだし(約50年前か)、これが結構いけて私たちも今日まで続いている。最近は2センチ角に切ったものにコンデンスミルクを垂らして気の利いたデザートにもなっている。



このブログを見た妻が「アボカドはほかにも使っているわ」と言ってこの頃よく食卓にでるサラダを持ってきた。これはメキシコの料理「Guacamole」をつぶさないでサラダにしたもので、アボカド、トマト、たまねぎを切ったものにレモン、オリーブオイル、塩少々で味付けしたものである。

それにアボカドで作った石鹸。最初はバカにしていたが近所の若夫婦にやったら後で「赤ちゃんにも使っているし私は肌がすべすべになるので毎日使っている」 とわざわざ奥さんがお礼にきた。へー、そんなに良いのかと私たちも見直してこの頃は毎日使っている。
上の石鹸、色が黒いのは去年作ったもので最初はグリーンのアボカド色だがだんだん色があせてくる。今年はストックがあるのでまだ作っていない。




0 件のコメント: