2018年8月24日金曜日

Fado



ポルトガルの歌といえばあの哀愁がこもった"Fado", 息子に注文していたので今日、市議会前の広場で市が"ファドの夜" を催すからそれに行こうということになった。
ここ1か月は毎週木曜日の夜9時半から4回あって今日は第一回目だという。今日は男性の歌手であと3回は女性だそうだ。市議会前は周りが観光客に人気のある場所なので早めに行って一回りしようと7時過ぎに出るようにした。
7時半でもまだ明るい。テジョ川に沿っていくので先日見たベレンの塔,航海モニュメント、大統領府など直ぐに見分けることができる。電車から地下鉄に乗り換えて次の駅で降りたが地上に着くまでエスカレーターを4回乗り換える。リスボアは坂の街、降りたところはそのあたりの一番高いところだった。
通りはお土産品店がまだ開いていた。歩いているうちにアイスクリームを見つけピスタッチオを頼んだらバラの花のアイスが来た。道理でお客さんが多い。ちょっとしたアイデアで売れ行きが違うものだ。その通りは観光客で一杯。西洋、東洋、そしてブラジルの歌が聞こえる。何かいい雰囲気だ。

やがて市議会前の広場につくとかなりの椅子が用意してあったが満席、その周りに座り組、立ち聞き組、前のあいているところを見つけて私は立って携帯で録画したがうまく撮れなかったのでブログには息子のを借りた。私は小さい何年か前の携帯でおまけに録画しすぎてメモリーが切れてしまった。ブラジルに帰ってから調べてみよう。
哀愁を秘めたメロディーに「何か日本の歌に似ているね」とは息子。

帰りはそこから息子の住んでいるマンションまで古い型の路面電車。木製の電車かな?と思うほど木が使ってある。何か心が安らぐ。
人間はもう少しスピードを落として人生をかみしめて生きていいのではないのかなーと感じた夜だった。


電車を降りて散歩していると数人が写真を撮っている。
リスボアの記念撮影か



ピスタッチオのアイス





路面電車 時も静かに動いている



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