2020年2月26日水曜日

紫蘇

家の前に植えた紫蘇がどんどんと大きくなって私の背を越す勢いで伸びている。
家の周りに植えている野菜も成績は今のところ驚くほど良い。
これも依然書いた Terra Roxa (赤い土地)のお陰なのかと調べてみた。

この種類の土地は主にブラジルの南部および南東部に多く、19世紀の終わりから20世紀の初めにかけ大規模にコーヒーの木が植えられそれに準じて鉄道が敷かれ各地の町が成長して行った。その例がパラナ州のマリンガー市(Maringá)やロンドリーナ市(Londrina)、そしてサンパウロ州のリベロン・プレット市(Ribeirão Preto)やカンピーナス市(Campinas)それに南マットグロッソ州のドウラードス市(Dourados)であると書いてある。
アレー、これすべて今も多くの日系人が住んでいる所ではないかと頭にピンときた。
ブラジルを永住の土地と決めた日本移民達が選んだ足取りが見えるようだ。

もう一つこの Terra roxa (話し言葉ではテーハ ホッシャ)という言い方はやはり当時その地方に居たイタリア移民達がイタリア語で赤を意味するRossoという言葉を使ってTerra roxaという言葉を作り上げたようだと語源を説明していた。

私も初めにTerra roxa をどう日本語で訳したら良いかと迷った。Roxa とはポルトガル語で「紫」を意味する。しかし「Terra roxa」 という言葉は誰もが知っていてそれは「赤い土地」を意味する。「後で調べておこう」が今日のブログのポストとなった。


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