2011年4月19日火曜日

イースター Páscoa



昨日スーパーに買い物に行くと所狭しとチョコレートで作られたイースター・エッグが飾られてあり通路を歩くにもぶつかってしまうほどだ。上の写真がそうである。今年のイースターは今度の日曜日、4月24日である。昔からイースター(復活祭)には復活の意味で鶏の卵が使われそれに絵を描いて飾ったりしていたようだがブラジルではそれがいつの間にかチョコレートの特大卵に変わり、いまや各社しのぎをけずっての販売合戦となっている。最近はイースター・ケーキなるものまで現れた。
イースターはキリスト教の行事でも大切なものの一つで親たちは子供たちにはもちろんのこと普段世話になっている人達にもお礼の印として買ったりするので一人で10個近く買ったりしている人を見かける。私達の前の老婦人なんか孫の数を指を伸ばして(折ってではなく)数えている。確か8個買っていた。子供たちが家にいた時は私たちもいつも買っていたが今はイースター・ケーキですましている。甘いものがあまり口に合わなくなってきている。
たしかブログでPáscoaのことを書いたと思ったのでいろいろ検索してみたが出てこない。厳かなPáscoaとは正反対のカーニバルで検索したら2008年2月19日のブログにイースターのことが出ていたのでその部分だけをコピーして下に貼り付けた。私の悪い癖でなにか前から気にかかっている言葉がでてくると横道にはいってしまい後で検索しようとしても肝心なのがなかなか出てこないということになる。今日もなにかやっていないかな?


キリスト教にとって一番大事な日はイースター(復活祭)です。この日は3月21日(も含み)以降の満月の後の第一日曜日となっています。その二日前がキリストがはりつけにあった受難の日。イースターから逆算して40日目(日曜日を除いて)が灰の水曜日となりその前日がカーニバルです。今年は2月5日。例年にない早いカーニバルとなりました。というのは満月が3月21日の金曜日でイースターが23日となっているからです。こんなに早いカーニバルとなったのは40年振りらしいです。カーニバルの後の40日は肉などを食べず慎み深い日を過ごすということになっていますがそれもすこしずつ薄れてきているようです。しかしキリスト受難の日は肉を食べません。仏教徒である私たちもこれは守っています。イースターで終わる週は聖週間と呼ばれキリスト教徒たちは肉を食べず魚介類を求めるので魚の値段がはねあがり魚好きの私達を困らせます。南太平洋のチリに属するモアイで有名なイースター島。発見された1722年の4月5日がイースターの日であったことで名づけられました。

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