2013年12月8日日曜日

2014年ブラジルW杯グループ抽選会


一昨日ブラジル・バイア州のSauipe で2014年ブラジルW杯のグループの抽選が行われた。ブラジルはA組でクロアチア、メキシコおよびカメルーンと組む。まず予選突破は大丈夫だろうとはmediaと国民の総意。しかし監督は油断大敵と警報を鳴らす。
日本はC組でコートジボワール、ギリシャおよびコロンビアと組む。この組み合わせが決まった瞬間日本の一次リーグ突破は大丈夫だなと私は思った。選りすぐられたW杯の出場チーム、油断はできないし運も大きく左右する。さらに今回は大陸ともいえるブラジルの国土の広さからくる熱帯から温帯にわたる気候の変動(特に暑さに注意)それに移動の大変さ。つい昨日も日本対コートジボワールの試合も何時間か遅く始まると修正された。
スタジアム(今はアリーナと呼ぶようになっているが私はArena というとすぐローマ時代の闘技場が頭に浮かぶのでスタジアムで通している)の場所から見ると一次リーグの日本の3スタジアムは暑い地方だ(Recife, Natal, Cuiabá)。一方韓国は南の涼しい地方で2試合ある(Cuiabá, Porto Alegre, São Paulo)
日本チームには暑さ対策が重要性をおびてくる。
この会場で司会を務めたのがモデル(の時代に5か月日本に住んだこともある)で女優で番組の司会もこなすFernanda Lima. 彼女の現在担当しているテレビ番組は木曜真夜中の”Amor & Sexo”(Love and Sex)という番組。まあ時間帯からして大人の番組なのだが、彼女きわどいシーンもサラリと軽くコミカルにかわし安心してみれる。時々隣で見ている妻に「この場面日本だったら絶対に見れないな」と私がコメントする。Fernanda Lima、このW杯抽選の司会で世界中に映像が配信され人気が上がるのではと期待している。

もう一つ、さすがブラジルと思わせたのがあのカラフルな公式サッカーボール。緑の芝生の中に溶け込んでしまうのではと心配になった。

追記:このポストを書いた翌日、何かが頭の隅に引っかかっているのに気づいた。何かをこの抽選会の日のポストに一緒に書こうと取っていたのがある。その時妻にも言っていたので何か思い出してくれないかなと聞こうとした瞬間に思い出した。
抽選会に参加するべくFIFAの役員や過去の優勝国のキャプテンそれに参加各国の関係者も数日前からブラジルに来ていた。FIFAはスタジアムの進捗状況が気にかかる。そこでブラジルの責任者であるスポーツ大臣がこう説明した「なんで皆さんが気にかかっておられるのか私にはわからない。私は何十度も結婚式に出席したが花嫁はいつも最後に出てくるそして全て素晴らしい結婚式でした。」なんと彼はスタジアムを花嫁にたとえたのである。どこの国でも同じでしょうが花嫁はみんなが教会に集まり花嫁を今か今かと待ち構えてざわめいている時に結婚行進曲(やカップルが気に入った曲)で父親に手を引かれて入ってきてクライマックスに達する。ほとんどがその時は少し時間をオーバーしている。しかし誰もそれを気にしていない(確かに)。
「ブラジルでの結婚式、いやワールドカップは最高だったなー。」そう言ってもらいたいものだ。


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