2014年3月22日土曜日

2º dia em Madrid 25/10/2004



Mis hijos...não se assustem, papai foi assaltado.
Foi em frente à estátua de Dom Quixote e Sancho Pança.
Papai foi agarrado por um homem forte, por trás e
estrangulado, a quinze metros da mãe e da Lina - que
estavam tirando fotos da estátua. Papai desmaiou e
quando acordou tinham roubados câmera digital e pochete
e alguns euros e carteira de motorista. Ainda bem que
papai não tinha levado nem passaporte nem cartão de
crédito. Demos queixa a polícia. E para nossa surpresa aí estavam muitas vítimas de assalto, todos estrangeiros, turistas orientais e também franceses, italianos... Não era a delegacia para estrangeiros más sim do distrito.
A policia está sabendo que tem assaltos nessa praça
mas parece que não toma nenhuma providência. Nenhum
policial na praça. Fiquei muito decepcionado. Se fosse no Brasil já teria a ronda de polícia militar.
Comemos no Bronx chinês de Madrid e levamos “gyoza” e
“yakimeshi” para jantar. Jantamos com os chilenos, os
pais de José vão viajar amanha para Turquia. 
Amanhã a gente vai ver o Palácio real e o museu Rainha Sofia. E papai vai dar aula especial de japonês - os números – para as moças da SEI.

Lina está digitando para papai e papai está ditando...porque o computador da Lina é temperamental...
beijos



マドリッド2日目。この日は今までの私の人生で一番腹の立つことが起きた。

マドリッドに行って一番見たいのはドン・キホーテとサンチョ・パンサの像、そして背後のきれいな噴水のなかで物静かな雰囲気の作者セルバンテスの像・モニュメントがある「スパイン広場」。ここほどスペインを象徴するところがあるだろうか。しかしここほど治安の悪い所もないのである。

私と妻と理奈でスペイン広場に入りドン・キホーテの写真を撮ろうと像の手前にある長方形の池をまわって近づこうとした。その時理奈が撮ったのが上の写真。妻と理奈はそこからまっすぐ左から。ドン・キホーテはと見ると右を向いているので私は右から近づいて写真を撮ろうと思った。像が近くになったと思ったら喉がカアッと熱くなった。

やがて、「ここはどこだろう? 私は地面に寝ているが何をしているんだろう。」前を見ると10mほど先に理奈がドン・キホーテの写真をとっている。アッ襲われたのだと気が付いた。妻がこちらをむいて私が倒れているのに気付いてこちらに向かっている。そして近くのベンチに座っている人の話をきいている。3人の若い体格のいい男の一人が私の首を後ろからしめ他の二人がポケットを探ったりカメラを盗んだりしていたという。驚いたことにだれもが何事もなかったような顔をしている。妻がどっちに向かったかを聞いて追いかけようとすると「やめた方が良い近くにまだ一味がいるかもしれない、警察に届けたら後で何か出てくるかもしれない」と止めたので近くの警察にいくことにした。

そこでまた驚いた。そこは観光客相手の警察ではなく普通の区の警察署だ。しかしそこにはパスポートを盗まれた中国人の一行、フランス人のカップル、イタリアからの女性二人、ドイツ人、・・。信じられない。白昼しかもスペイン一の観光名所、しかも警察はそれを知りながら何もせず観光客を狙う強盗一味が横行している。パスポートを盗まれた中国人は泣いていたが、パスポートは大使館に行ってくださいと指示されるだけだった。私たちは理奈がスペイン語で説明して、何かあったら一週間位はマドリッドにいるのでと住所と電話番号を知らせた。何も連絡はなかったが。帰ってからブラジルのスペイン大使館に手紙を出そうかと思ったが出さずじまいになってしまった。

ブラジルに何十年も住んでいるが一度だけサンパウロで金をだせと脅されてポケットの金を渡したことはあるが、エスピリトサント州では36年間何も襲われたことはない。しかも危害を加えるなんてとんでもない話だ。一番腹の立つのは警察はそれを知りながら放置していることだ。2,3の他の町めぐりをして帰って来てスペイン広場を見たが一人の警官もいなかった。ブラジルではこれくらいの被害があればすぐにPolícia Militarのパトロールが二組くらい回っている。「なにっ、ブラジルが三流国だって言うのなら、スペインは五流国だ」と叫びたかった。観光収入がかなりの割合を占めるスペイン。情けない。

一番惜しいのはソニーのデジタルカメラに入っていたパリとバルセロナで撮った何百という写真。そういうわけで昨日までのブログに写真は出ていない。当時はデジタルカメラはそう普及してなくポケットに入るような小さいのはなかった。これが目についたのだろうか。

私は外国で歩く場合はパスポートはカラーコピー、どうしても写真付きのオリジナルの身分証明書がいるときがあるのでブラジルの運転免許証を持って歩く。観光名所でオーディオ・ガイドを借りたり、ベルサイユで自転車を借りたりするときに要求され預けなければならなかった。運転免許証の再発行の方がIDカードの再発行より簡単で速いからである。お金はその日に要りそうな金額、クレジットカードは持たないか金額リミットの低いのを一枚。もし盗まれても泣かないで済むようにする。この日はクレジットカードは持っていなかった。

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