2014年6月13日金曜日

アサイー(AÇAÍ)の収穫


家に数本あるアサイーの木のうちの一本の実が熟れていたので採ってきた。アサイーの木は去年ベレンとマラジョ島に行った時はどこででも見かけた。家でも植えてあるが成長が速い。実は木が伸びるごとに段々上の方になっていく。アサイーは近所の街角でもアイスクリーム状にして売っていたり小さな専門の店もある。最近健康に良いと消費が増えている。家は採りたてをジュースにして飲んで残りは凍らせて暑い日に取り出しやはりジュースとして飲む。ベレンではジュースでなくペースト状のものが食事に必ず付いていた。前菜でもメインでもデザートにでもなる。
前は採りたての実を搾ってジュースにし種は生ごみとして庭の畑に穴を掘り土をかけていた。しばらくすると土の円盤が浮かんでいる。見ると種が全部芽をだし土を押し上げていたのだ。しょうがないのでゴミにだした。
ベレンに行った時、土地の人にそのことを話すと「種は湯を通すと簡単にとれるからジュースにするにも楽だし、後は芽が出ないから花を植えたりする時に使うと水はけが良くなるよ」ということでそれからはランを植えるときにも使ったりで重宝している。

やはり産地の人の知恵を借りるものだ。それについてもう一つ思い出した。以前うちの近所でブラジル北東部出身の家族がすんでいた。ランを通じて妻とむこうの奥さんと仲良しになった。ある日妻が家で採れて熟したココナツの実でケーキを作ろうとしてかなづちで叩いていたがなかなか割れない。割れても壊れてしまう。ちょうど家に来ていたその奥さん「包丁となべを持ってきて」。包丁で何をするのだろうと渡すと。なべを下に置きその上でココナツの実を持ち包丁の背で「コンコン」と実を廻して叩いていくと、パリッと半分に割れ中の水はなべに落ちた。「普段はモソッとして何もできない人がこんなわざをもっているなんて驚きだったわ。」


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