2014年6月15日日曜日

アルゼンチン 2 ⅹ 1 ボスニア


今日のアルゼンチンとボスニアとの試合、もっと差が開くかと思っていた。試合開始後3分でボスニアのオウンゴールでアルゼンチンが一点。そのあとアルゼンチンはなかなか点が取れない。隣国アルゼンチンからは大勢のサポーターたちが来ている。ボスニアからは少数だろう。しかしアルゼンチンの試合はブラジルには興味がある。サッカーに関しては両国の間にはすごいライバル意識がある。ピッチではボスニアとアルゼンチンの戦いだが観客席ではボスニアを応援するブラジルとアルゼンチンの戦いとなった。

アルゼンチンはスペインのバルセロナで現在も活躍し過去連続4回世界一のサッカープレイヤーのMVPに輝いたメッシを擁する。後半メッシがちょっとミスをすると観客たちはブラジルのエースであるネイマールの名前を叫んでヤジを入れる。するとメッシがこれに反応した。ドリブルで相手をかわしゴールまで持っていって一点入れた。さすが天才プレイヤーだ。ボスニアは試合終了間際に一点入れて結果は2対1。アルゼンチンは初戦で調子が出なかったのかいつもの力強さがなかったと感じた。しかしこれがブラジル相手だと意地が出るから怖い。ブラジルとアルゼンチンが戦う可能性はお互いがグループ一位になりその後も勝ち進んでいくと今日と同じリオのマラカナン・スタジアムの決勝で顔を合わせることとなる。

開幕戦でブラジルと戦ったクロアチアと今日アルゼンチンと戦ったボスニアは1980年代まではユーゴスラビアに属していた。ブラジルはW杯直前の強化試合としてクロアチアと戦い方が似ているだろうと6月6日サンパウロ市内のサンパウロ・フットボールクラブのスタジアムでセルビアと戦った。1対0と試合内容も悪く代表に対してヤジがとんだほどだ。スロベニアは2002年と2010年のW杯に出場している。これら二か国も元ユーゴスラビア。
昔からユーゴスラビアはサッカー強国だった。そのユーゴスラビアが解体する前の最後の監督が後に日本の代表監督になったオシム氏だ。
いま上記の4か国の代表の中から一つの代表を選ぶとしたら最強のチームが出来るのではないかななどと昔を思い出しながら考えている。

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