2011年11月27日日曜日

完走 or  完歩


今日は朝早く起き息子正人の所へと向かった。幸い日曜日の朝ということもあって15分で着いた。いつもは30分かかる。一緒にショッピングセンター内にあるスポーツ用品の店「Track & Field」と官営銀行「Caixa Economica」共催の5キロ・10キロの市民ランニングに参加するためである。椎間板ヘルニアを患って以来ここ4年間2キロ以上連続で歩いたことがない。自分なりのストレッチを毎日40分ほどしてそれが功を奏しているのか無理をしなければ痛みなしで生活することができる。今回は連続でどこまで歩けるか試してみようと5キロのランニング(私の場合はウオーキング)に挑戦した。私は「Track & Field」の店を知らないが最近健康のためにランニングを始めた息子がこのスポーツイベントを私に知らせ一緒に参加しないかと誘った。なんでもこの店の品物は品質が良く参加者にはシャツなどのKitが渡されるので参加料を払ってもその価値はあると私に不純な誘い方をしたが私もちょうどいい機会だとインターネットで参加申込書に記入していった。最後に参加料の欄にくると60歳以上は半額とでた。このごろ良く恩恵を受ける。息子の話だと希望者が定員を超え彼の仕事仲間はだめだったそうだ。最近は良くこんなスポーツイベントがヴィトリアにも増えてきたようだ。ブラジルも最近はメディアがダイエットとか運動とかを取り上げ国民の健康についての意識は高まっている。
8時スタート、その前にChipを受け取りランニングシューズに取り付ける。7時45分からストレッチ。ショッピングセンターを一周してからPraça dos Namorados (恋人広場)までの往復。5キロの人は1往復で10キロは2往復。私と付き添いで参加の妻と嫁ビアンカは5キロで息子は10キロ。初めから歩くわけにはいかないのでちょっと小走りでスタート。しかしこれでは続かないと悟り(?)、歩く。半分行った所で後ろを見ると誰もいない。向かい側を帰ってくる10キロの年配の二人が私に声をかける「ウオーキングじゃないんだよ」しばらく行くと「ガンバレ」と日本語で誰かが声をかけて通り過ぎていく。どれだけ歩けるか試そうなんて考えが甘かったと後悔しはじめる。しかしたった5キロ、途中でやめるとそれこそ笑いもの。ショッピングセンターが見えてくると前方に数人いる。よし少し無理をしてでも抜こうとラストスパート(?)、何人かは抜いてゴール。ビリはまぬがれた。頭上の時間表示は46分20秒。バナナ、りんご、スポーツドリンク等を配っている。
なんとか5キロ完走(いや完歩?)することが出来た、これからのはげみになる。
このブログを書いていると携帯にメッセージが入ってきた「おめでとうございます。今日のあなたの記録は45分18秒でした。」

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